ドリームズ・オヴ・エンドレス・ウォー

Norther

　単刀直入に言うと、とても良い。メロディック・デスメタルが好きなら買うべき1枚である。Norther のアルバムの中では1番良いアルバムだと思う。
　流麗なキーボードに、北欧らしい寒々さを感じさせるメロディーが乗った、いわゆる「これぞ北欧のメロディック・デス」といった様である。時に「チルボドフォロワー」と形容される事もあるようだが、Cildren Of Bodom のドラマチックで華やかなサウンドに対し、Northerの方は男らしいとでも言うのだろうか、幾らか骨太な印象を受ける。オーソドックスなヘヴィメタルサウンドに近いとも言えるかもしれない。
　ところで、このアルバムは本編もさることながら、Europeの ”The Final Countdown” のカバーが素晴らしい。原曲の良さにNortherらしさが加わり、個人的には原曲よりも良いとさえ感じるアレンジとなっている。
　長々と書いてしまったが、百読は一聴にしかず(？)と言うことで、ぜひ聴いてみて欲しい。

（そもそも、このレビューを読む人なんか居ないと思うが笑）

ヘイト・クルー・デスロール

Children Of Bodom