蛾がひらひら舞う様子が案外軽快なテンポで表現されていて聞き入ってしまいます。海原は小舟が波に穏やかに揺れている感じと、沈んでしまうのではと思うような大きな波に翻弄されている様子の対比が印象的です。道化師は歯切れのよいアクセント、リズムで勉強になります。3連符連打は歯切れ良く響き、重音グリッサンドはこの上なく派手でとても真似できません。妖精は出だし単調だけどとても魅惑的で難しい運指の右手に乗って左手で歌っている様子に聴き惚れました。絞首台は不気味の一言、怪獣は静かに不気味にさまよっている感じと、暴れまくっている感じの対比が見事だと思いました。