キック・ワン

Arca

あまり聞かないジャンルですが、現状はどうなっているのか確認したくて、この不思議なＣＤを購入しました。ビュークは、あまり変わらない感じがしましたが、圧倒的な高揚感を醸し出していると感じました。全体的には、今の音楽がこのような姿をせざるを得ない感じを、感じ取ったと思います。

キリルス・クレーク: 合唱作品集

ヴォックス・クラマンティス、他

事前の情報も無いままに聴き始めたら、宗教的信仰心が目いっぱい高まるような、素晴らしい音楽が聞こえてきて聞きほれている内に、全曲が終わりました。後から、いつの時代の作曲家の作品だろうと見てみたら、自分が生まれる少し前の作曲家ということで驚いたのですが。現代でも、このように美しい宗教心に溢れた作品が書けるのだなあ、と感心しました。

After Life

Noah Preminger

もう少し各楽器が暴れるハードな音楽を予想していたのですが
意外にも洗練されていて、浮遊するギターを基調として、サックスが歌うという印象で
かなり考えられた音楽ですね。考えられてアレンジされた音楽になりすぎると
聞き手の気分、好みによって、聴かれない音楽になってしまいます。

Good Hope

Dave Holland、他

サックス、ベース、タブラの競演ということで、およそ、どのような音楽が聞こえてくるか、想像できましたが、ＣＤの中の中間の曲など、想像を超えて演奏者がヒートアップして行ってしまって、手が付けられない程、熱い演奏を聴くことができました。

Rachael & Vilray

Rachael & Vilray

最初、ＣＤを見た時にノンサッチのイメージとは違うな、と感じたのですが
そのことによって逆に内容を聴いてみたくなりました。
ＣＤで最初の１曲のボーカル部分が入ってきたところで、この音楽は、ただ者ではないぞ
と感じて、全曲を聴きとおして、傑作であることを確信をしました。
したがって、自然にレコードにも手がでたのですが
レコードで聴くと、また違った味わいが加味されている感じがしております。