(全10件)
ルパン三世 カリオストロの城
宮崎駿、他
劇場版アニメ史上不朽の名作。ルパンという題材を使って、紛れもない宮崎駿監督の世界を作り上げており、全編に溢れるファンタジー感は、他のルパン作品では味わえないもの。各キャラクターを生き生きと見事に描き出しており、いつ見ても幸せな気分にさせてくれます。アクションシーンの動きのなめらかさ(当時はセル画)は当時としては破格のクオリティ。やっぱりクラリスは永遠のヒロインですね。
桂米朝 昭和の名演 百噺 其の十
桂米朝[三代目]
上方落語復興の功労者、人間国宝、桂米朝師匠。その上品でソフトな語り口、細部にわたり練り込まれた演出は極めて完成度が高く、上方落語の一つの頂点を示しています。関西に住んでいる身としては、当時はいつでも聴けると思って有難みをあまり感じていなかったのが痛恨事。もっと熱心に聴いていれば...と後悔しきり。やはり米朝師匠といえば、ご本人が蘇演した大作「地獄八景~」。素晴らしいです。
銀河鉄道999
りんたろう、他
巨匠松本零士氏の原作を、当時としては破格の予算で作り上げたスペースファンタジー巨編。母の死や幾多の試練を乗り越え、少年が一人前の男として成長していくさまを見事に描き出したアニメ映画史に残る不朽の名作。エメラルダス、ハーロックといった松本零士作品のキャラが登場するのも魅力の一つ(特にハーロックはカッコいい!)。「男には負けるとわかっていても戦わなければならないときがある」
たかじん やっぱ好きやねん -シングル・コレクション-
やしきたかじん
たかじんさんが亡くなってもう6年。男性でありながら、女性よりも女心を熱く切なく歌い上げる、その歌唱力は凄いものでした。あのこぶしの効いたパワフルかつ情感溢れる歌声は、今聴いても胸を熱くさせてくれます。ただライヴでの何かに取り憑かれたような入魂の歌唱と比べると、CDだと少し物足りなさもあります。
ゴールデン☆ベスト 三波春夫
三波春夫
国民的歌手、三波春夫さん。「世界の国からこんにちは」(大阪万博)、「東京五輪音頭」(東京五輪)、この2曲だけを見てもまさに日本を代表する歌手であったことは明らか。浪曲をバックボーンにした伸びやかで華やか、力強い歌唱は心揺さぶられる。私的には「俵星玄蕃」に彼の美質の全てが表されているように思う。ただ、このベスト盤には、最晩年の至高の歌「富士山」が収録されていないので、★一つ減点とさせていただく。
坂本九 ベスト~心の瞳
坂本九
坂本九さんの歌声は屈託なく明るく、それでいてそこはかとなく哀愁を秘めている。「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」、この2曲は永六輔氏の至高の歌詞を得て、永遠の輝きを放ち続け、また、たくさんの人に歌い継がれていくだろう。いつ聴いても胸にジーンときてしまい、つい涙腺が...。年かな。
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
高山文彦、他
数あるガンダム作品のなかで最も切ない作品の一つ。少年の純粋な視点から、戦争の残酷さ、非情さを描き出した作品。ガンダムという題材を使い。超一級のヒューマンドラマに仕上げている点が素晴らしい。美樹本晴彦氏のキャラデザインがこの作品の内容にマッチし、通常のガンダム作品とは一味違う印象を与えます。最終話は涙なくして観れません。「バーニィ! もう戦わなくていいんだ!」
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
加瀬充子、他
カトキハジメ氏による感嘆と納得のメカ設定(ジムがあんなにカッコいいなんて)、ガンダム史上最高峰の内容といっていいMIOさんの主題歌「MEN OF DESTINY」。まさに男の生きざまを見せつけられる、素晴らしい作品。但し、自分的にはヒロインに感情移入ができないので★1つ減点です。それ以外は文句の付け所無し。この作品は「男達の魂の輝きだ」。
機動戦士ガンダム
富野由悠季、他
アニメ史上の金字塔、ガンダムサーガの出発点。ついにこの価格で買えるのですね...。NHKで放映された「ガンダム誕生秘話」でも、作画監督の安彦良和さんが「この時の富野さんは神懸っていた」的なことを仰っておられましたが、まさにその通りだと思います。この作品が無ければ、その後のエヴァンゲリオンを含む様々な名作ロボットアニメは現われなかったのではないでしょうか?未見の方は是非この機会に。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
シャアとアムロ、宿命の対決の完結編。全編を彩る三枝成彰氏の素晴らしいBGM、カット割りと演出の見事さ(あのガイナックスも制作に参加しているからかな)、で、なんといってもシャアのセリフ回しがカッコいい(ブライトも素敵)!この作品からガンダムを観た方にはやや理解し辛い内容かもですが、1.stガンダムから見続けてきた者にとっては、この作品は「宝物」です。
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