この来日公演を仙台で聴きました。チャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」とヴァイオリン協奏曲、ショスタコーヴィッチの「革命」だったと記憶しています。(チャイコフスキーの4番はありませんでした。)ショスタコーヴィッチの最後、ティンパニ奏者が前のめりになって、会場いっぱいに轟いたことを覚えています。感動し過ぎて、おぼつかない足取りで会場を後にしました。
さて、このCDは、まず何よりも音が良いです。会場のS席で聴いているようです。ライブならではのミスはあっても、それを遥かに上回る名演です。現在、これほどの名演はなかなか聴けないのではないでしょうか。チャイコフスキーの4番も聴けて、本当に良かったです。