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Bruckner: Symphony No.7 WAB.107 [レーザーアナログプレーヤー「エルプ」]
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、他
演奏はいつもどおり凄絶かつ深遠だが、流石に音が悪くてまともに聞けない。
ドヴォルザーク:交響曲第9番≪新世界より≫ 序曲≪自然の王国で≫/序曲≪謝肉祭≫
カレル・アンチェル、他
改めてしっかり聞くと第三楽章の音の出し方や第四楽章の間のとり方にかなりの個性を感じる。鋭い切れ味とチェコフィルの美しくも力強い音色を同居させた名演。
スメタナ:連作交響詩≪わが祖国≫
カレル・アンチェル
力強く泥臭い面と美しさ・壮麗さを両立させた決定盤。
シューベルト:歌曲集≪美しき水車小屋の娘≫ 歌曲<ます><春の想い><野薔薇><生産限定盤>
フリッツ・ヴンダーリヒ、他
言わずと知れた古典的名盤。ヴンダーリヒの力強くも繊細な歌声が最高。
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」 (10/291951):ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮/VPO
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
DGの演奏に比べてやや荒れ気味。録音も荒れ気味なのでマニア向けになるか。
マーラー:交響曲第5番
ジョン・バルビローリ、他
ステレオ初期の名盤。今聞くと鈍くさく感じるところもあるが、禍々しさと美しさを両立させているのは流石。
ワーグナー:管弦楽作品集<初回生産限定盤>
ノイズは交じるものの音そのものは生々しい。マイスタージンガー前奏曲が最高の名演で、個人的にはこの曲の理想。
Charles Munch conducts Beethoven & Brahms
ミュンシュがフランス国立菅を振ってドイツものを熱演した貴重な記録。音質も悪くない。燃えるようなベートヴェンとブラームスだが、しっかり重厚さを感じさせるのが名人芸。シューマンはそこがやや走り過ぎて音が薄くなるのが残念。
ブラームス: ピアノ協奏曲第1&2番, 他 / エミール・ギレリス, オイゲン・ヨッフム, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
エミール・ギレリス
この二曲の名盤として君臨しているが、1番はあまりにスローで弛緩しており、2番は所々粗いと思う。
ストラヴィンスキー:バレエ組曲≪火の鳥≫(1919年版) ブラームス:交響曲 第1番 J・シュトラウスII:ワルツ≪美しく青きドナウ≫
カール・ベーム、他
VPOとの初来日で最も評価の高かったブラームス。重厚感と熱気があふれる名演。
ブルックナー:交響曲第7番<初回生産限定盤>
カイロでの放送用ライブ録音。やはり荒れ狂い気味だが、第二楽章の深遠さは一聴の価値あり。
グリーグ:抒情小曲集 <初回生産限定盤>
この曲集の代表的な演奏だけあって美しい。鋼鉄のタッチはやや控えめ。やっぱりこのジャケットがいい。
ヴィルヘルム・バックハウス/最後の演奏会
ヴィルヘルム・バックハウス
貴重な記録。晩年でも大柄な演奏は健在。流石に細部の打鍵は荒い。
シューベルト:交響曲第5番&第8番「未完成」
コロンビア交響楽団、他
今聞くとのどかな美しさが逆に新鮮な古典的名盤。
ラフマニノフ:前奏曲集 OP.23,32
スヴャトスラフ・リヒテル
リヒテルの強力な打鍵が堪能できる一枚。コントロールや美しさはもう一つ。
モーツァルト・ベスト1500:協奏交響曲 K.364/ヴァイオリン協奏曲第1番 K.207/第2番 K.211:ギドン・クレーメル(vn)/キム・カシュカシャン(va)/ニコラウス・アーノンクール指揮/VPO
ギドン・クレーメル
アーノンクールにしてはかなり正統派のモーツァルト。完成度は比類ない。
シベリウス:交響曲第2番<初回プレス限定盤>
レナード・バーンスタイン
ある意味究極の演奏だが、ここまでいくと抵抗も感じてしまう。
チャイコフスキー:交響曲第5番
ワレリー・ゲルギエフ
個人的にはマリインスキーとの再録音よりもオケが雄弁で好き。情熱的で素晴らしい演奏。
ソフィア・リサイタル<初回生産限定盤>
リヒテルが西側にデビューした際の興奮伝わる伝説のライブ。ステレオとはいえ音質は多くは期待してはいけない。
R.Strauss : Ariadne auf Naxos , Bruckner , Mozart / Suitner, Berlin Staatskapelle
オトマール・スウィトナー
美しい弦の響きとライブならではの攻めの演奏が素晴らしい嬉しい発掘。
モーツァルト: 管楽器のための協奏曲集<タワーレコード限定>
交響曲に比べてあまり録音がないこの管弦楽協奏曲集においてはソロもオケも味わいのある不滅の名盤。
マーラー: 交響曲第5番
マイケル・ティルソン・トーマス、他
柔らかい音色で聞かせる異色のマーラー5番。
BRUCKNER:SYMPHONY NO.7(2/29/1956)/TCHAIKOVSKY:SUITE NO.3 OP.55(3/20/1951)/SYMPHONY NO.6 OP.74"PATHETIQUE"(11/28/1950):HERMANN ABENDROTH(cond)/BERLIN RADIO ORCHESTRA/ETC
ヘルマン・アーベントロート
目玉と思われるブル7と悲愴は流石の熱演だが、ちょっと一般には薦めかねる音質(モノラルライブとしては十分)。意外にも組曲第3番が凄絶かつ音質も生々しくて掘り出し物。
ブラームス:交響曲第3番 シューベルト:交響曲第8番≪未完成≫<初回生産限定盤>
どちらも手兵との理想的な名演。ドラマチックなブラームス、沈鬱なシューベルトが聴く者の心を打つ。
プーランク:管弦楽曲集 第1集
シャルル・デュトワ、他
洒落た雰囲気の模範的な一枚。フランスのオケということで趣があるが、やや反応が鈍い箇所もあるか。
マーラー:歌曲集≪子供の不思議な角笛≫
レナード・バーンスタイン、他
この曲集の代表的な録音。どの曲も完成度が高い。
Bruckner: Symphony No. 6
アントン・ブルックナー、他
表現意欲満載なパワフルなブル6。この曲ならこうゆう演奏もアリだと思わせる説得力がある。
シューベルト:交響曲第9番≪ザ・グレイト≫ 他<初回生産限定盤>
5種類あるフルトヴェングラーのグレートでは最も荒れ狂った熱演。普通に演奏すると退屈になりかねないこの曲でここまでやりたい放題スリリングにできるのは流石。
ショスタコーヴィチ: 交響曲第10番、他
ネーメ・ヤルヴィ、他
この曲の高音質でドスの利いた名盤。ヤルヴィの演奏をザッハリヒ過ぎると批判する人もいるが、それがむしろショスタコにはよく似合うと思う。
SCHUBERT SYMPHONY NO 8
オットー・クレンペラー、他
クレンペラーらしいスケール大きな大演奏。現在はテスタメントのボックスに収録されている。
Sviatoslav Richter plays Beethoven, Grieg, Mozart
フィルハーモニア管弦楽団、他
リヒテルがEMIに入れた得意レパートリーの数々。協奏曲はリヒテルの技巧と情熱は流石ながらオケのレベルが低いのが残念。ベートーヴェンやシューベルトはすごい勢いで往時のリヒテルの凄まじさが堪能できる。音質はイマイチ。
Leonard Slatkin Conducts Vaughan Williams<初回生産限定盤>
レナード・スラットキン、他
気品のある一歩引いたような慎ましやかな演奏。丁寧な一方でぐいぐい引き込む力には欠ける。
ショスタコーヴィチ: 交響曲第8番<タワーレコード限定>
エフゲニー・ムラヴィンスキー、他
この曲の代表的な一枚。確かにムラヴィンスキーの同曲中最も完成度が高く音質もいい。中間楽章の崩れるギリギリのラインの超高速は流石。
ベルリオーズ:劇的物語≪ファウストの劫罰≫
ゲオルグ・ショルティ
それほど録音が多くないこの曲をハイレベルに奏でてくれた貴重な盤。ただ、このコンビならもう少し迫力に期待したかったかも。
Klemperer Legacy - Mendelssohn, Schubert / Bavarian Radio SO
バイエルン放送交響楽団、他
スコットランドはクレンペラーの編曲によるコーダ付きでこれがこの重厚で沈鬱な演奏のラストにはぴったり。余人には許されない至芸といえよう。未完成は意外にも王道の演奏で往時からBRSOの性能の高さが伺える。
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 (1/7/1951):ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮/VPO/ウィーン・ジングアカデミー/イルムガルト・ゼーフリート(S)/ロゼッタ・アンダイ(A)/ユリウス・パツァーク(T)/オットー・エーデルマン(Br)
バイロイトと同年の演奏だが、深遠さは互角だが興奮ではやや劣るか。VPOにしてはいくつか「ん?」と感じる箇所もあり。
ブラームス:交響曲第2番 レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ<初回プレス限定盤>
モノラルながら音質良好。この頃の暗く重いBPOの音色と壮年期のベームのパワフルな指揮が組み合わさった理想的な名盤。
フランク:交響曲ニ短調 交響詩≪プシュケ≫~プシュケとエロス
カルロ・マリア・ジュリーニ
ジュリーニ二度目の録音。重厚感とじっくり語る遅めのテンポ。この曲が好きでこの解釈に共感できる人には宝物。後年のVPO盤は流石にやり過ぎなのでこちらがお勧め。
ブラームス: 交響曲第4番 Op.98 / ルドルフ・ケンペ, ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 [XRCD]
ルドルフ・ケンペ、他
XRCDでとんでもない音質で聴けるようになった情熱的な名盤。
Elgar: Cello Concerto, Sea Pictures, etc / Barbirolli
ジャクリーヌ・デュ・プレ、他
バルビローリ率いるオケの気迫と高貴な香りに圧倒される一枚。もちろんデュプレのチェロも凄まじい。
ブラームス:交響曲第1番
カルロ・マリア・ジュリーニ、他
スローテンポでこの曲の魅力を語りつくす超絶的な一枚。やりすぎな感もあるが、よくVPOが付いてきたものだ。
Beethoven : Symphony no 3 (rec 1949), Egmont Overture / Walter, NYP
WALTER/NYP
コロンビア響とのステレオ録音よりも音質は劣るがモノラルにしては十分いい音で驚く。演奏は2曲とも凄まじい推進力で、晩年の穏やかなワルターを念頭に置くと呆気に取られてしまう。
ベートーヴェン:交響曲第1番/ブラームス:交響曲第1番 (7/13/1950):ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
貴重なACOとの共演記録。流石にハイレベルだがVPOやBPOのように自在に自己流を押し付けるまではいかなかったか。
ベートーヴェン: 交響曲第4番, 第5番 / ルドルフ・ケンペ
正にオーソドックスの極みのような一枚。MPOの心地よい音色に酔いしれる。
シューベルト: 交響曲第8番《未完成》; モーツァルト: 交響曲第35番《ハフナー》; ブラームス: 交響曲第2番<タワーレコード限定>
カール・シューリヒト、他
いずれも当時のVPOの音色を素直に引き出した懐かしい名演。ハフナーは前半荒っぽくて後半おとなしくなってくるのが意外。未完成は完成度が高い。ブラ2は音がやや軽めで今一つ。
BEETHOVEN:SYMPHONY NO.4 OP.60(6/27/1943)/SCHUMANN:PIANO CONCERTO OP.54(3/1/1942):WILHELM FURTWANGLER(cond)/BPO/ETC
交響曲は戦中のライブだけあって凄まじい。クライバーよりもはるか昔にこんな凄絶なベト4が存在していたとは。シューマンのピアノ協奏曲はギーゼキングの奔放さとフルトヴェングラーのロマンが合わさった一世一代の大演奏。
Brahms: Piano Concertos No.1, No.2
クラウディオ・アラウ、他
ジュリーニの指揮は重厚感があっていい。一方でアラウのピアノはやや衰えが見えるのが残念。
マーラー:交響曲第9番<限定盤>
ヘルベルト・フォン・カラヤン
セッション録音には不満があったのか、この年集中的にこの曲を取り上げ続け、遂にこの絶対美にたどり着いた至高の名演。とはいえそこに至るまでの凄絶な演奏にも価値は大いにあるので、BPO自主制作には絶対に蔵出ししてほしいところ。
Beethoven: Symphony No.9
フルトヴェングラーの第9では最も音がよい録音。一方で特徴はフルトヴェングラー的だが、肝心の熱狂さや重厚なロマンには欠ける。
ベートーヴェン: 交響曲第7番; メンデルスゾーン: フィンガルの洞窟序曲
モノラルとはいえ良好な音質でフルトヴェングラーの至芸を堪能できる王道の一枚。7番のベスト盤に押してもいいほど。
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