メンバーズレビュー一覧

邂逅<完全生産限定盤> / David Gilmour

邂逅<完全生産限定盤>

David Gilmour

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

自らの現在の老いなどをテーマとして製作されたとあり、重い空気に包まれたような作品なのかと思いつつ購入したが、チャーリーアンドリューのもたらす効果なのか、繊細だが「飛翔」よりもむしろ外向的な、同世代は勿論、より幅広い層に届くような曲ばかりで、ほっとしたというか、うれしくなってしまった。オープニングこそ、「ブラックキャット」という強い暗示を思わせるタイトルとダークな曲調だが、2,7曲目は、むしろギルモア的ロックの新たな到達点のように感じるほど力強さがある。最近だとロジャーウォーターズとの激しい言い争いや、ピンクフロイドの頃を「振り切った」ように発言したり、ちょっと不安に思っていたのだが、フロイドの音楽に関する権利をソニーに売却したとの報を知り、ああこれが最近の取材で語っていた「いろんなしがらみから解放されて」という本質だったのか、と合点がいった。私も年を取ったのだろうが、聞けば聞くほど味が出るような、本当にいいアルバム。ボーナストラックの10.は、もっと知られていい名曲だと思う。あと、ネットでインタビューをこまめに見ない方は特に、日本版のライナーノーツを読まれることをお勧めしたい。私もここで知ることが多かったので。見るたびに心に引っかかっていたシール「Voice and Guitar of~」は、公式のものではなかったらしい。個人的には良かったと思う。

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ベスト寝具さんが書いたメンバーズレビュー

  • 1

(全23件)

マスターピースと断言できる、名盤。オアシスの曲を初めて知ったのが、当時日テレのスポーツニュースで、その日の各スポーツの試合の名場面をまとめた(と思う)「Gettherhythm」というコーナーで流れた「モーニンググローリー」。その頃ネットなどまだ世間に浸透してなく、聴いた瞬間「なんだこの曲は!!」となり、画面隅に出たアーティストと曲名を覚えて、後日(田舎でCDショップなど無かった)街まで出かけてアルバムを購入。とにかくスキのない、飽きの来ない構成、名曲ぞろいで圧倒された。表題曲はもちろん、「Hello」「ロールウィズイット」「ワンダーウォール」・・・。合間にちょっとかかる「スワンプソング」を聞きたくて、その後のシングルカットされた曲も買った。後年、洋楽をほとんど聞かない友人からリクエストされてカラオケで「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」も歌った。そして今回の30周年記念盤。日本盤歌詞カードがくしゃくしゃになるほど読み、覚えきれない箇所はでたらめ英語で記憶した全曲を、通しで歌える自分に改めて驚愕。どれだけ聞いたのか、記憶にないほど聞き倒していたのだと実感。CD2のアンプラグド盤は、もうちょっと曲数多かったらな・・・とも思ったが、味のあるアレンジに感動。アルバム未収録の「アクイース」がラインナップにあるので個人的には大満足。そもそもが東京のみの再結成来日公演は、当然行けるはずもなくすぐに断念したが、頼む、日本独自で来日ライブ完全収録盤、発売してくれんかなあ。

1

ビリー・ザ・ベスト

Billy Joel

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

タワレコキャンペーンに合わせてよくレビューを書くのだが、今回は「初めての洋楽」というテーマのため、記憶をたどることからスタート。洋楽に興味を持つきっかけは間違いなくCMで流れた「オネスティ」。で、まず買ったのが8cmシングル。学生の時分でアルバムCDをホイホイ買えるはずもなかった頃、それでもと必死の思いで買ったのがこのビリー・ザ・ベスト。正確に言うと、このレビューを書いている商品の、前のエンハンスドの無い、CD2枚組。1曲目のピアノ・マンに感動し、当時のドラマのタイトルの素顔のままで(年齢がバレる)を聴き、早死にするのは善人だけのタイトルに度肝抜かれ、CD2のオネスティで、やはり名曲を改めて感動。ただ私はやっぱりひねくれなのか、このアルバムでハマったのが、エンターテイナー、さよならハリウッド、グッドナイトサイゴン、ロンゲストタイムだった。最近知ったのが、エンターテイナーが収録されているアルバムは名作に挟まれた「地味」な1枚だったとか(8cmのc/wのルート・ビアー・ラグもそう)、グッドナイトサイゴンは社会派の「ナイロンカーテン」だったとか、最近になってよく聞く他の名曲(マイライフやストレンジャー)より相当リピートしていた。ロンゲストタイムは、当時「新橋ミュージックホール」という深夜番組でビートたけし、トータス松本、ユースケ・サンタマリアがアカペラ歌唱してたこともあり、口ずさめるようになった個人的に思い出の1曲。ただ、ひねくれは健在なのか、私のベスト曲は「さよならハリウッド」に尽きる。今も昔も英語のニュアンスなど分からない私にも響く、抒情、旅情、切なさが何とも言えない。最近発売されたライブベスト盤に収録されていて、とても嬉しかった。最近では新作に対する意欲が芽生えたというニュースや、ライブ中に転倒したという報せに一喜一憂している。とにかく、がんばれビリー!無理せず!

0

私が個人的に指標として観るレビューが載る雑誌があるのだが、その雑誌は意図的に記事全体がひねくれていて、一般の名作・話題作を腐して、酷評されていたり不人気作だったりを誉めそやす構成になっている。だから、この雑誌で腐している作品は必見だと判断する材料として非常に有効なのだが、この雑誌において前作「ジョーカー」は徹底して批判してあったので、猛然と劇場に足を運び、結果としてとんでもないものを見た、と驚愕したことを覚えている。で、この作品。カンヌでの上映の時点で賛否両論、しかも否定的な論評多しとなっていて、不安半分、怖いもの見たさ半分で劇場に行った。鑑賞後にまず湧き出た感想が「暗いな」だった。映像もだが、全体に重苦しく、自害・自傷を隠喩するような描写も多く感じ、正直息が詰まりそうだった。ストーリー自体、前作のラストでこれは事実か幻か、のように終わった(と私は見ていた)のが、今作では全て現実として立件され、その裁判が行われる法廷劇がメインで、収容所と裁判所を行き来するシーンが繰り返されるのも、観客としては苦痛。いやこれは・・・と流石に思い、鑑賞後に関連ニュースを見ると、監督以下メインスタッフは前作のヒットを「ショック」ととらえており、その社会現象的な反響にある種の「答え」を提示すべき、として脚本を完成させた旨のコメントが載っていた。確かにこの映画は2作とも音楽をはじめ、全てがクラシカルな作りで成しており、罪を犯した者は罰せられる、という極めてクラシカルな考えに則って仕上がっている。のだが。ジョーカー、なのである。バットマンの敵役として、世界的に有名なヴィランを看板に据えているのだから、そこは少しだけでも(罰を受けるという基本姿勢はそのままでも)ファンタジックに描いてもよかったのではないか。作中でも主人公の妄想がミュージカルになるのだが、そんな高額な予算をかけたと思えないほどチープで、主演の2人の熱演、熱唱が霧散するほど暗く、ハジケない。こういった点についてタランティーノは「客、配給会社、その他全てを否定すべく高額な予算をかけて制作してる。傑作だ」と称賛している(で、炎上したらしい)。他にも収容所職員役の男性がポッドキャストで「休憩中に他の役者と話したんだ。何だこりゃ、どうなるんだ、訳が分からないよって」と暴露したりと、外野の騒ぎが少し話題になるほど興行が振るわなかった。個人的に

0

林哲司さんに関しては、大変失礼を承知で言うと知識がなく、収録曲のラインナップがよさそうだったので、というのが購入のきっかけでした。タイトルにある1979-2020の通り、幅広い時代からの収録で、全く聞いたことのないものから、ダイレクトに子供の頃や歌番組に興味を持ち始めた頃の曲(特にDisc2。北ウィング、悲しみがとまらない、は段違いに感情移入して聞いた)があり、大変満足しました。聴いたことのない曲も、同じ作者の歌曲集なので抵抗なく聞ける、というのも利点です。個人的には「悲しい色やね」が入っているのがとても嬉しかったです。星4つなのは、「真夜中のドア」が2バージョンあるのですが、どれも最近バズった元のバージョンではない、というのが・・・。権利関係とか、難しかったのかな・・・。

0

この作品のアーティストは全く存じ上げなかったのだが、商品説明を一読しただけでワクワクして購入を決定。「70年代の架空の映画のサントラ」というコンセプトアルバムだなんて、近年聞かないレベルの気合がこもった作品。イタリアのジャーロ映画そのままのような、重い雰囲気の楽曲に、作品中の会話が挟み込まれ、これが架空のサントラかと、ちょっと圧倒される。しかも日本盤まで発売されているとは。担当した人も大好きなんだろうなあ。邦題「血染めのブルーアワー」も字面が適度にダサい感じが最高(誉め言葉)。購入後に解説で知って嬉しかったのが、会話を担当している一人がフランコ・ネロだということ。記憶に誤りがなければ確か「ダイ・ハード2」で敵のボス役を演じていた人ではなかったか。こういう驚きもうれしい。ブックレットの写真が、何かにおわせのようで、そうでもないのもまたご愛敬。最後に、私はてっきり80年代ごろに発売されたものの再販だと思っていたのだが、バリバリの2020年代作品。騙された!最高!

0

To Save A Child [CD+Blu-ray Disc]

Eric Clapton

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

チャリティコンサートとはいえ、オープニングから3曲ほどは静かでアコースティックな調べで始まり、その後はブルースや往年のヒット曲をしっかり聞かせてくれる。コンサート映像もブルーレイ収録なので画質もクリアで、とても見やすい。個人的には「クロスロード」は必聴ではないかと。ただ不満、というか疑問なのが、このアルバムと現時点でリリース発表されている新アルバム「Meanwhile」の、日本盤発売が全くアナウンスされないという点。このアルバムはチャリティーという点で、なんらか契約に至らなかったのかなとも邪推してしまうが、新譜に関しては、来日公演も決定しているのにリリース予定も無し?公演直前に緊急リリースとか?なんだかなあ・・・。

2

ヘッド

The Monkees

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

モンキーズにそんなに思い入れは無いのだが、サウンドコラージュと聞くと購入せざるを得ない。聴いたが、確かに想像以上のサウンドコラージュと、なんじゃこりゃあ感が満載のアルバム。同名映画のサントラ、とレビューにはあるが、その映画も、サントラ盤もなかなかに波乱万丈だったことが、日本語解説で分かる。孤高のアルバムとあるが、これは当時としては?????だっただろうなあ。今聞いても、解釈のしづらいコンセプトアルバムのようには感じる。しかし、台湾のリイシューレーベルも、オールデイズレコードも、このリリースにはある種の執念を感じられて、とても良いですね。

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邂逅<完全生産限定盤>

David Gilmour

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

自らの現在の老いなどをテーマとして製作されたとあり、重い空気に包まれたような作品なのかと思いつつ購入したが、チャーリーアンドリューのもたらす効果なのか、繊細だが「飛翔」よりもむしろ外向的な、同世代は勿論、より幅広い層に届くような曲ばかりで、ほっとしたというか、うれしくなってしまった。オープニングこそ、「ブラックキャット」という強い暗示を思わせるタイトルとダークな曲調だが、2,7曲目は、むしろギルモア的ロックの新たな到達点のように感じるほど力強さがある。最近だとロジャーウォーターズとの激しい言い争いや、ピンクフロイドの頃を「振り切った」ように発言したり、ちょっと不安に思っていたのだが、フロイドの音楽に関する権利をソニーに売却したとの報を知り、ああこれが最近の取材で語っていた「いろんなしがらみから解放されて」という本質だったのか、と合点がいった。私も年を取ったのだろうが、聞けば聞くほど味が出るような、本当にいいアルバム。ボーナストラックの10.は、もっと知られていい名曲だと思う。あと、ネットでインタビューをこまめに見ない方は特に、日本版のライナーノーツを読まれることをお勧めしたい。私もここで知ることが多かったので。見るたびに心に引っかかっていたシール「Voice and Guitar of~」は、公式のものではなかったらしい。個人的には良かったと思う。

3

Relaxer

Alt-J

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

このバンドを知ったのが、デヴィッド・ギルモアの新譜「邂逅」のプロデューサーが同じチャーリー・アンドリューだったから。タワレコレビューになかなかキテレツ、的に書かれていたのでさぞかし・・・と思ったが、一聴してその聴きやすさ、メロディーラインの素晴らしさに、これはいいと感じた。特に1曲目のしみるような雰囲気はとても心地いい。レビューにもある”Hitme~”の日本語は、あからさまにヘンだが、それでも聴衆を呆れさせない旨さがあると勝手に感じた。星4つの理由は、レビューにある奇妙/グロテスクをちょっと期待してたのに、聴きやすい、ある種澄んだサウンドに満ちていたこと。いや、これはもう2024年の今は「美しい」じゃないか?

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「ピーターガブリエル」とこのタワレコのページで確認してまず「Us」を思い出したのですが、その「Us」以来のアルバム、ということに驚愕。その直前に現在展開中の欧州ツアーの動画をYouTubeで見て、年齢は重ねているものの軽快な感じで「スレッジハンマー」をある意味なまめかしい映像をバックに歌い上げる姿に、ちょっと感動していたのもあり、購入。全曲初めて聞くにも関わらず、何の違和感もなく、スッと聞き終わることができるのは、やはり声の魅力によるものが大きいのでしょうか。実にストレートなピーガブ節(失礼かな)が満載で、聞きごたえ充分です。歌詞も知りたかったのですが、なぜか日本盤ではブルーレイオーディオが付かないので、このバージョンを購入。価格差もほぼ無いに等しいので、とにかく聴いて没入したい、という方にはこちらをお勧めします。

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Greatest Ever Halloween: The Definitive Collection

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

ハロウィンに特化したコンピ盤ということで、そこまで期待はしてなかったのですが、驚くほどのお買い得品。CD1は出だしに「え?」と思うリックジェームズ、サビで「あー!」と思うザ・オートマチック、ほかデュラン・デュラン、ラモーンズ、ステレオフォニックスなども収録。CD2は、エコー&ザバニーメンから始まり、シンリジー、ザ・ラトルズ、ボーディドリーなど通好みの面々。CD3は「エクソシスト」「ザ・フォッグ」「シャイニング」「オーメン」「サイコ」など、ホラー/スリラー映画のサントラコンピとしても文句なしの選曲。3CD全56曲は、どれも聞きごたえ充分です。

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【ワケあり特価】Us + Them

Roger Waters

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

家電店のテレビでNHKBS4Kでこの作品を少し見たのがきっかけで購入。ステージに対するスクリーンの大きさ、説明にもあるバタシー発電所の映像効果など、一体どうしているのかと思うほどで、眼を見張る。ただ、特にヨーロッパではそうなのかもしれないが、ロジャーウォーターズの煽りに対して、天啓を受けたかのような表情をして感動する聴衆にどうしても違和感を覚えるのと、当時のトランプ政権(およびアメリカ的なもの全て)への批判が盛り込まれ過ぎているように感じて、星を4つとした。話変わって、23年現在行っているフェアウェルツアーでもその精神は引き継がれているが、YouTubeで見る限り、ややメインボーカルの時間が短くなってる?ことが気になる。しかし、シドバレットの画像を写したり、近年のインタビューでも当時のシドの「変化」を語ったり、過去作(特に「狂気」)の再録において、フロイドメンバーに敬意を表したり、ギルモアを揶揄するネット記事を一喝したりと、アーティストとアクティビストを自身の中で明確に切り離している(と思われる)ロジャーが、再結成は無いにしても、一個人としてメンバーとの和解・和睦を望んでいるのかなと思ったりもするのだが・・・。

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Live At Pompeii

David Gilmour

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

デヴィッド・ギルモアがとにかく「音と光のスペクタクル」に焦点を絞ったライヴのスタイルになり、かたやロジャー・ウォーターズはアーティスト/アクティビスト両面で第1級として「映像と社会批判」に注力するかたちになったという意味で、この作品とほぼ同時期のツアー作品「Us+Them」は、互いのスタンスの違いを明確に表す、それこそ対のような内容。どちらが優れているか、という問題ではないものの、やはりボーカルが・・・、となると、ギルモアの方に自然と傾聴する。特に最近におけるコンフォタブリーナムの解釈の違いはすべての音楽好きの方にとって、一聴の価値あり。

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Lust for Life (The Music That Changed a Generation)

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

正直なところ、あまり耳馴染みのない曲が多いのかなと・・・。それも承知で(とにかくたくさん曲を聴きたいので)購入したのですが。CD1の1曲目のイギーポップがやっぱりいいです。ほかラモーンズ、トーキングヘッズ、XTC、エルビスコステロなどはアーティスト名は聞いたことが・・・という程度ですが、とにかく60曲収録なので。ザ・ナックのマイ・シャローナはそうだ、そうだ!となりました。

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Live In Hyde Park<限定盤>

The Who

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

ジャケットに偽りなしの大観衆を前に躍動する2人を見るだけでも価値ありの1本。名曲に対する観衆の反応もテンションが高く、人気の高さ、不変さを思い知る。星4つなのは、輸入版のため、ライブ映像の間に挟まれるMCや、インタビュー映像で何を言ってるのかが・・・・。という点が気になってしまったので。

0

On The Air, In The Studio & In Concert

The Beatles

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

このタイプのCDは基本的な音質の当たりはずれが激しかったりするのですが、個人的にCODAレーベルはハズレが無いので購入。ややくぐもった感じに聞こえる曲はあるのですが、全体として良好でした。CD3の武道館は、1966年6月30日の公演を収録。各ライブでは歓声も程よく入っていて、臨場感があります。徹底した音響マニアの方にお勧めできるかは、私は断言できませんが、普段こういったブート系を購入されない方などは、試しに購入されて損はないと思います。

0

Egypt Station (Explorer's Edition)

Paul McCartney

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

偉そうに何かを語れる身分ではないのですが、ポールマッカートニーという人は、メロディメーカーとして秀逸なんだなあということを、しっかり感じることのできるアルバム。じっくり聞くもよし、鼻歌で歌いながら作業するもよし、聞く側に無理強いさせない曲ばかりが入っているのがすごいです。先入観無しで聴いて1ー3曲目のノリの良さにハマってしまいました。ライブバージョンなどが聴ける、この2CD版が一番お得でボリューム満点だと思います。

0

「狂気」が傑作で、しかもロジャーウォーターズが在籍する、この時期のライブが聴けるのは、ほんとに幸せです。ライブだからこそのアドリブ部分や臨場感が素晴らしい。ライナーノーツで当時から円型スクリーンを用いたステージだったということも知り、「音と光、そして映像」というライブコンセプトが、一貫して行われていたという事実にも驚かされました。

0

「対」から聞き始めて、だいぶ後からシドバレットやロジャーウォーターズの件を知った変わり種で、なおかつ紙モノ好きの好事家としては、前回の「原子心母」と同様に楽しませてもらいました。立派なオーディオシステムなど持たないので、音質の違いは分からないのですが、作品自体が未来に残るマスターピースであることは確実なので、どのバージョンでもいいのでとにかくありとあらゆる人に聴いてほしいです。音質を極めるのなら、それこそ沼のように膨大なバージョンが(メジャー、ブート合わせて)製作されているので正直きりがないです。それよりロジャーウォーターズとデヴィッドギルモアの確執・断絶が、ウクライナ問題で(皮肉にも其々のルーツを起因として)決定的になったことをネットニュースで知り、仕方ないと思いつつ、やはりショックでした(ニックメイソンは再結成に全力を注ぎたい、という姿勢らしいのですが)。ロジャーの方は20年の時点で「狂気」の完全新録を行ったというし、今度の新譜も、名曲を「ロジャー印」に描き替えたいのかな、という印象が感じられ。残念ですが、年齢的なものもあるし、このままなのかなあ。ロジャーウォーターズはまだまだ意気軒昂のようですが・・・。

1

The Singer Songwriter

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

収録アーティストの情報が全くないので、賭けの感じで購入しました。コンピ盤は版権の関係か、曲かぶりが結構あるのですが、この作品はタイトル通りシンガーソングライターしばりなので殆どありませんでした。ジェイムズベイ、エイミーワインハウス、エイミーマン、ジェイクバグ、ジョンレジェンドのほかスティングやノラジョーンズといったメジャーどころも収録していて、家で過ごす時のBGMには最適では。CD3のラスト、ルーファスウェインライト「ハレルヤ」が胸にしみる。

0

1, 2, Kung Fu!

Boy Azooga

3:
☆☆☆☆☆
★★★★★

レビューの内容から鳴り物入りのデビューを果たしたのだなあと思い購入したのですが・・・・・、うーむ、なんだか突き抜けた感が足りないような。もっと言うと、このアルバムタイトルは、日本のファミコン世代を思いっきり「釣る」ので。そういうアプローチが1曲でもあるのかな、と思ってしまったので。勝手な思い込みなのですが。

0

The Definitive Blues Brothers Collection

The Blues Brothers

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

正直なところ、曲名を見ても「?」なものが多かったのですが、1曲目から、ああこの曲か!の驚き。映画そのままの「THINK」や「ピーターガンのテーマ」など耳に覚えある作品も含め、このボリュームはお買い得です。

0

Brit Awards 2016

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

収録されている曲がいい。知ってるアーティストから、?な人まで、ラインナップがBritAwardsなので豪華。特にDisc3はLiveバージョンが収録されていて、お得感がすごい。

0
  • 1

(全23件)