初期の下田逸郎を聴けるベスト盤です、曲目は、69年のデビュー・シングルの斉藤ノブと組んだシモンサイから、71年の東京キッド・ブラザースの音楽監督時代の『遺言歌』、73年『飛べない鳥、飛ばない鳥』74年『陽のあたる翼』74年のシングル盤の『踊り子』75年、作詞:安井かずみ、アレンジ:高中正義と組んで作った『銀の魚』までの選曲で、69年から75年まで鬼才下田逸郎の才能溢れる初期の名曲たちが味わえる貴重なCDです、一部に好きな曲が入っていないと言って、無いものねだりで低評価の人たちもいますが、不思議です。
下田逸郎のやさしい言葉で、ことばの向こう側を描こうとする素直で丁寧な唄は最初期からピカピカに光ってます。