ビバ・サンレモ! ～カンツォーネ・コレクション

2017年の11月18・19日に川崎のクラブチッタで24年ぶりの来日公演を行うジリオラ・チンクェッティの「夢見る想い」でスタートする4枚組80曲にも及ぶサンレモ音楽祭の記録。サザンの桑田さんが最も好きな曲と言っていたミーナの「砂に消えた恋」からジプシー・キングスのカバーでおなじみの「ヴォラーレ」まで、良質の欧州ポップス/カンツォーネのコレクションとして楽しめる好企画。

逢いびき～魅惑のイタリアン・ポップス～小さな村の物語 イタリア 音楽集

密かにファンを増やし続けている癒しの番組「小さな村の物語　イタリア」でオンエアされた曲ばかりを集めた公式音楽集。「オルネラ・バノーニ」によるテーマ曲の「逢びき」をはじめ、11月の18・19日にクラブチッタ川崎での24年ぶりの来日公演を行う「ジリオラ・チンクェッティ」など番組を離れてお洒落なイタリアン・ポップスのオムニバスとしても楽しめそうだ。

パーフェクト･ベスト

Gigliola Cinquetti

11月18日19日のクラブチッタ川崎での来日公演の予習にピッタリなベスト・アルバム。公演のタイトルが「夢見る想い～プレミアム・リサイタル2017」なので、恐らくここに収録されている往年の名曲を披露してくれるに違いない。生のオーラに会えるまで、しばしこのベストで「夢見る」ことにしよう。

失われた時を求めて(マ・メモアール)＜限定廉価盤＞

山本剛

伝説のジャズ・レーベル＜スリー・ブラインド・マイス＞に数々の名盤を残した名ピアニスト、山本剛がレーベルを移しフュージョンに挑戦した作品。なんと今回が初CD化。レコード会社はこういった知名度は落ちるものの内容は負けていない渋い名盤にもっと光を当てなければいけませんよ！
･･･といった意味で作品の良さはモチロン、ワーナーの英断に敬意を表して★は５つを進呈したい。

REALIZE＜限定廉価盤＞

矢島賢、他

J.ベックが引き合いに出されるが、むしろP.フロイドのD.ギルモアからの影響を感じさせる。特に８分を超える２曲目などモロにフロイド全開。更に後のJ.サトリアーニやヌーノを彷彿とさせるアグレッシヴなナンバーまで幅広く収録されていて、こんな凄い人が長渕剛や山口百恵のバックでギターを弾いていたのだから当時の日本のスタジオ・ミュージシャンのレベルは高かった...。必聴盤!

フライト・インフォメーション＜限定廉価盤＞

茂木由多加

祝！初CD化！！FM番組クロスオーバーイレブンの初代テーマソングを擁する名盤だが、私のイチオシはアルバムのトップの「ニアミス」！！！上記試聴コーナーでクリックしてみるといい。スピード感溢れるシンフォニックなサウンドが飛び出してくる！！！！限定盤ということなので入手困難になりプレミアが付く前にゲットする作品だ！！！！！

ライヴ・アライヴ・(アブソリュートリー) -エクスパンデッド・ヴァージョン-＜限定廉価盤＞

PRISM (Jazz)

夏のボーナス、いただきました！しかもボーナス・トラックではなくボーナス・ディスクで！！更にリマスター＆ＳＨＭ-ＣＤの効果も抜群で、臨場感や高音のヌケなど明らかに違います。演奏の緊張感も最高です。PRISMの皆さん、そして関係者の皆さん、素晴らしいボーナスをありがとうございました！！！

カレイドスコープ(万華鏡)

松岡直也

山下達郎氏のバックでもその存在感溢れるギターをプレイをしていた松木恒秀氏とベルギーのハーモニカ奏者トゥーツ・シールマンスがそれぞれ松岡直也氏の書き下ろし楽曲を一発録りでデジタルレコーディングした1979年度作品。同年発売の山下達郎氏の「ムーングロウ」と同じくバックには村上ポンタ秀一氏や土岐英史氏も参加しているため、直也ファンに加えて達郎マニアも必携の作品となっている。