TIGHTROPE / ANTHEM
TIGHTROPE
ANTHEM
ヒロヤのギター音がデカいミックスとなっていることが魅力。決してギター・ヒーロー・タイプではないし、技巧派でもなかったが、その古刀のようなたたずまいは、まさしくバンドの顔であった。
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(全18件)
INSANE
REACTION (Japan)
CDの再発が何故INSANEとAGITATORだけなのだろうか?確かにこの2枚は派手でインパクトがあるため、売れたのかもしれないが、他のアルバムを再発しない理由が分からない。
ヘヴィ・メタル・アンセム
選曲に疑問が残る。個人的には評価していない曲が過半数を占めているからだ。しかし、グラハム・ボネットのヴォーカルにより魅力を増した曲もある。それは、Evil Touch、Cryin' Heartの2曲である。前者は破壊力が後者はぶっきらぼうさが勝因であろう。
GYPSY WAYS
音楽性の拡散、楽曲の充実により、Hunting Timeと並び、最も完成度が高い作品に仕上がっている。表情豊かに歌い上げる新ヴォーカリスト、華麗なソロ・ワークで魅せるギターが作品の核である。しかし、洗練された分だけ、従来の荒々しさ、飢餓感は失われている。
Symbol Of Salvation
Armored Saint
地味だが味がある玄人好きのするハード・ロック。ギターの音がいかにもヘヴィ・メタルといった鋭角的なものではなく、ボワーンとしたシン・リジィを彷彿とさせるところが特徴的である。ヴゥーカルがシャウト一辺倒で表情に乏しいが、聴き込むうちにそれがクセになるから不思議だ。妙にハマッてしまったというのが正直な印象。他のアルバムも購入することに決めてしまった。
Reflections Of A Shadow
Rage
バンドの初期からのオリジナルで、叩き上げのギタリストのプレイは、職人気質で、意外性、バリエーションの豊富さ、深みが違う。単に、技術やコンポーザーとしての才能を比較した場合には、後任者に軍配が上がるかもしれないが、プレイヤーとしてはマンニ・シュミットが最も魅力的である。中でも、このアルバムは、楽曲の出来が良く、このギタリストを堪能するにはうってつけである。
Russian Roulette
Accept
派手さはないが、硬派で骨太のヘヴィ・メタルが展開されている。楽曲の充実とともに、トレンドに迎合しない精神性が、作品に普遍性をもたらしている。シリアスで、重く、武骨なサウンドに、哀愁まで漂わせるとは心憎い。また、正統派だけがもつ風格を備えており、完成度は、世評が高い[MEtAL HEART]を凌駕している。
THUNDER IN THE EAST
LOUDNESS
アメリカで成功したアルバム。音楽もアメリカ仕様に節操なく変化している。しかし、その信念、矜持のなさが逆にこのバンドの強みである。それゆえ、近年のアーティステックな存在感をアルバムに封じ込めようとする仕業は己の空虚を晒け出す結果に終わった。
In A Minute All Could Change
Nuclear Valdez
[I AM I]はシンプルかつクラシカルな ロック・サウンドに哀感漂うヴォーカル・メロディーが魅力であった。しかし、本作では哀愁のメロディーに偏重し、ロック・バンドとしてのダイナミズムが損なわれている。
ウェルカム・トゥ・ジ・アザー・サイド
楽曲も不満が残るがドラムのシャカシャカ・サウンドは致命的だ。
AGITATOR<期間限定特別価格盤>
個人的にはこのバンドの最高傑作はメジャー3rdであると思っている。再発して欲しい。
GHOST OF ROMANCE<期間限定生産盤>
DEAD END
バンド・トータルとして、線が細く、パワー不足ではあるが、ギタリストのスタイルは非凡だ。巷にコアなファンが少なからず存在するのも納得できる。
BOUND TO BREAK
タイトロープに次いで出来のいいアルバム。ギターおたく的なラウドネス、洋楽コンプレックスのVOW WOW、歌謡曲風のアースシェイカー等にはない熱い何かがあった。但し、森川時代には消え去るが・・・・。
Out Of The Silent Planet
King's X
デビュー作にして最高傑作である。方向性が明確になっていないがゆえの曖昧さ、奔放さが魅力となっている。混沌の中に美学が散りばめられている。
セヴン・ヒルズ
完全復活とは片腹痛い。羊頭狗肉 である。クオリティーの低い楽曲、勘違いしたヴォーカリスト、可憐で骨細きギタリストが敗因である。嘲笑は避けられない。
The Best Of Free : All Right Now
Free
ヘヴィー・ロックに食傷気味の時に聴くと渋くてたまらない余韻をもたらす。派手さはないが、時の流れに淘汰されない風格がある。
GOLDEN☆BEST~ブリザード NEVER ENDING DAYS
ブリザード
ワーナー時代の楽曲は冗長で焦点が定まっていない印象があったが、ソニー移籍後の本作の楽曲はコンパクトでフックがあり、大衆向きである。。
ドリーム・イーヴル
Dio
普遍的なヘヴィー・ロックが魅力。派手さはないが、内容は充実している。なかでも新ギタリストの粘っこいプレイとロニーの強力無比なヴォーカルが聴き所。楽曲も水準以上。