マーラー:交響曲第9番＜初回限定盤＞

レナード・バーンスタイン、他

高校時代の新発売時に、一刻も早く聴きたくて、輸入盤を求めて、東京中（タワレコはまだなかった）の輸入CD取扱店を巡り、渋谷の小さな個人店の最後の一枚をゲットした、思い出の一枚。

そういう個人的な思いは別にして、皆さんいうよえに、バーンスタインの入手可能なこの曲の録音では総合的に一番だと思います。

ブルックナー: 交響曲第5番 (フランス・シャルク改訂版)＜完全限定盤＞

ハンス・クナッパーツブッシュ、他

いわくつきの改訂版の演奏ではあるが、原典版使用の生気のない演奏よりは良い。といっても、クナの7番、8番のような圧倒的な演奏というには及ばないが。

ベルク: 歌曲全集

これまであまり知られていなかった初期の歌曲が網羅的に聴ける。ちょうどワーグナーの後期くらいの調性感でありつつ、短く聴きやすい。詩のチョイスも興味深い。演奏も、この歌曲集を事実上企画していると思われるピアニスト、三人の歌手、一人の語り手とも、好演。