交響曲第8番のサウンドが酷い。管は広がりがあるのにバイオリンは両翼端からの音がバッサリ無くなり非常に小ぶりに。音場が歪んで聞こえるしトゥッティの時に低弦、管偏重の酷い音塊になっている。元々傑出して音質の良い名盤と評判を得た盤である事は想像もできない不安定なバランス。マスタリングでは無く、マスターテープ自体に問題があるのでは無いだろうか?他の盤は音質は良く、説得力の第一、1873年版第三最高の凄演他、第五、第六、第七などの素晴らしい名演を含む全集なだけに多くの人に聴いて貰いたいところだが、それだけに明らかに不良な名盤第八の音質は痛い。タワーレコードさん、是非調査していただけませんか?