Hamburg, Germany 1980＜初回限定盤＞

Pat Metheny Group

内容が良い悪い以前の問題で音が極端に悪い。カセットデッキで録音、いや、それ以下の低音質でお話にならない。海賊盤かと思うほどである。

Catch The Groove: Live At The Penthouse 1963-1967＜完全限定盤＞

Cal Tjader

音は普通に良い。しかし、聴きながらジャケットを見て驚いた。
A面とB面が約27分、C面とE面が約23分、D面は約22分でF面が約25分の収録時間となっている。

CDEはともかく、ABFは明らかに詰め込みすぎである。これだけ詰め込むと音は確実に悪くなるのだが、特にそれは感じなかった。LPをマスタリングしたバーニーグランドマンの腕が良かったと同時に、表記はされていないが、カッティングエンジニアが良い仕事をしたようだ。

4枚組か2枚組の2セットであれば素晴らしい高音質盤になったと思われる。演奏が良いだけに惜しい。

ECM catalog 増補改訂版/50th Anniversary

稲岡邦彌

ECMの諸作はネットでも調べられるが、やはり紙媒体のほうがはるかに見やすく利便性では勝る。ジャケット写真はカラーで掲載されており見た目も楽しめる。惜しむらくは字が極端に小さい。二分冊にすれば価格が高くなる事を考慮したと思われるが、この手のガイドブックを買うのは殆どが50代以上と考えると残念な気がする。

Revolver (Special Edition)

The Beatles

国内再発盤（１９７０年頃及び1992年のステレオ盤）との比較です。ヴォーカルの質感及び楽器の音質は好みが分かれるでしょうが、全体的には極自然な感じにまとまっています。従来のステレオ盤では各楽器の定位が不自然な面がありましたが、かなり改善されています。
但し、一つ気になったのは、「MADE　IN　CZECH REPUBLIC」、チェコ製とのシールが貼ってありました。
盤質・ジャケット共良好でしたが、「えっ！こんな事が有るのかと。」

ゴールデン☆ベスト シモンズ オールソングス･コレクション

シモンズ

オリジナルアルバム4枚の曲が全てLPと同じ順番に収録されており、ボーナストラック付きです。特筆すべきは音質の良さ。リマスター盤によくある低音と高音を不自然に強調した音ではなく、レコードに近い高音質です。