最初の発売が1969年、私が初めてラジオで聴いたのが5年後でもう51年たちますが、エピタフを聴いた衝撃はいまも耳に残っています。予定調和を崩しながらも音楽として成立しているのが、当時自分にも周囲にも社会にもモヤモヤしていた中学生には救いでした。その後に聴いたセックス・ピストルズより衝撃の度合いが大きかったと記憶しています。ムーンチャイルドからクリムゾン・キングの宮殿へと続くB面(LPの場合)は音楽詩のようで悲しく激しく美しかった。今では色々なバージョンのCDやLPが出ていますが、どれでも良いので一度聞いてみてください。中学生、高校生、大学生の人に特にお薦めします。