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ブルックナー: 交響曲第5番 (原典版)<タワーレコード限定>
フランツ・コンヴィチュニー、他
ENCORE:KALMAN:DIE CSARDASFUERSTIN :WILLY MATTES(cond)/GRAUNKE SO/ANNELIESE ROTHENBERGER(S)/NICOLAI GEDDA(T)/ETC
実際の舞台では、早いテンポで「ヴォードヴィル」の様な一寸安っぽい上演が多い中、このCDは、ゆったりとしたテンポで美しいメロディを丁寧に歌い抜く「正統派」の演奏になっている。ローテンベルガー、ゲッダ共、オペレッタの歌唱法を習熟しており、甘い中にも味のある正に「千両役者」。マッテスの指揮もツボを心得ており、安心して身を任せることが出来る。
カールマン:喜歌劇「チャールダーシュの女王」
ベルト・グルント/クルト・グラウンケ交響楽団
オペレッタ映画として完成の域にある。コロの歌唱はオペレッタを知り尽くしたもので安心して聴いていられる。ハンガリーの至宝「ネーメト」の若き姿が見られるのも嬉しい。ただ、ネーメトはフェリ役の方が更に素晴らしいが。モッフォは、やや場違いの感もあるが、その容姿を評価する向きも多いであろう。時間の制約でストーリーにも若干影響が出ているがオペレッタで難しい事は言うまい。
エメリッヒ・カールマン 「マリツァ伯爵令嬢」
エルジェベート・ハジ/ルネ・コロ
マリッツアの映像は少ないだけに待望のDVD化。先ず、主役の二人が素晴らしい。コロはオペレッタでも活躍しており、全く安心して聴いていられる。ハジも可愛らしく、実人生で若死にしている事もあり余計に見入ってしまう。脇も、リーザ、占い師、ジュパン、ポプレスク等、皆芸達者達で固めている。
シベリウス:交響曲第2番/フィンランディア/トゥオネラの白鳥
ピエール・モントゥー
先ず音質の良さに驚かされる。DECCAの録音をりマスタリングしており実に鮮明だ。ブリティッシュ・ブラスの朗々たる響きも素晴らしい。
プロコフィエフ: 交響曲第5番、第7番
クラウス・テンシュテット、他
青春の演奏が素晴らしい。プロコフィエフの交響曲では唯一「聴くに耐えられる」旋律美をテンシュテットは徹底的に「唄って」います。
The Barbirolli Society - Sibelius: Symphonies 1, 2, 5, etc
ジョン・バルビローリ、他
パイ原盤の「1番」が素晴らしい。後年のEMI盤も名演ですが、こちらは更に感銘を受けます。音も奇跡的に良好。
アバド/マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」 アバド/ルツェルン祝祭管弦楽団
クラウディオ・アバド
10年に一度の「奇蹟の名演」。ABBADOとオケ・メンバーが、実にリラックスして音楽を楽しんでいる。それに聞き入る聴衆も立派。
Tchaikovsky: Ode to Joy, Moscow, Dmitri the Imposter
エフゲニー・アクーロフ、他
珍曲「ドミトリーとシュイスキー」が最大の聞き物。ほの暗い旋律は「白鳥の湖」を連想させる。
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