サン=サーンス:交響曲第3番≪オルガン≫/フランク:交響曲ニ短調

エルネスト・アンセルメ、他

ＳＨＭ－ＣＤにより、スイスロマンド持ち前のキラキラ輝く透明感がよみがえり、昔のLPレコードを聴いているようなホッとした気分です。とくにオルガンの音が安心して聴けるのがいいです。また両曲ともアンセルメの緻密な演奏が気に入りました。

UHQCD DENON Classics BEST シューベルト:ピアノ五重奏曲≪ます≫ 弦楽四重奏曲≪四重奏断章≫

スメタナ四重奏団、他

かねては同演奏家の６０年代のレコードに親しんできました。やや堅めの演奏だったと思います。今回もスメタナＱを中心に、ハーラの渋いピアノ、ポシュダ（Ｃｂ）の絶妙な主張あり、息が合ってより昇華したアンサンブルにたいへん満足です。ＵＨＱＣＤによりメリハリと輝きが増しました。

メンデルスゾーン:交響曲第3番･第4番

クルト・マズア

さすがメンデルスゾーンと縁の深いゲバントハウス管のプライドが感じられる熱演。２曲とも贅肉をそぎ落としたような、武骨で実に渋い、お酒にたとえると淡麗辛口の名演だと思います。

星条旗よ永遠なれ～マーチ名曲集

レナード・バーンスタイン

はじめてBSCD2を買いました。非常に鮮明な音に驚き大喜びです。バーンスタインの軽快な指揮ぶり、各パートの方々の生き生きとした表情、フィルハーモニックホールの響きなど当時の空気が手に取るように伝わってくるようです。