フォア&モア

Miles Davis

今更ながらですが、マイルス・デイヴィスはやはりいいですね。コンサートでのメンバーのエネルギッシュな演奏が目に浮かびます。

アブソルートリー・フュージョン!!2 ザ・ベスト・フュージョン・オブ・ソニーミュージック・チューンズ＜タワーレコード限定＞

フュージョンは「アーバンなテイスト」などと意味不明な形容詞で語られることもあるが（ルーラルなテイストがあるのか？）、あの頃は多くのジャズミュージシャンが新しい音楽に挑戦していた。久しぶりに聞くと、新鮮な感じがする。この価格でこれだけの楽曲数が聞けるのは、お得かもしれない。

フィール・ザ・ウィンド＜完全限定生産盤＞

Art Blakey、他

アート・ブレイキーとフレディー・ハバードが揃えば、華やかでアグレッシブな演奏となるのは期待通り。それにしても、両雄の名を冠したアルバムの収録曲の中で、ダントツに演奏時間が長い曲はフレディー・ハバードが参加していない曲（Piano Trio Medley）とは、上げ底のようで残念だ。

スリー・フォー・オール＜完全限定生産盤＞

Phil Woods

とにかく３人ともウマいの一言。その名プレーヤー達が、曲ごとにそれぞれの持ち場を弁えて演奏するから、収録曲すべてがすばらしい。アップテンポな曲は心が弾むし、スローな曲は情感が伝わってくる。You're Meではウッズの軽快なクラリネットも楽しめる。Goodbye Mr.Evansは３人の演奏が心に染み渡る。

トゥギャザーネス＜完全限定生産盤＞

Don Friedman

フリードマンのピアノとフレンターのギターのハーモニーがとても心地よい。それだけではなく、ヘイヴァーフックのベースがメロディアスに流れ、イネケのドラムスがこの３人の演奏を一層輝かせている。メッケモノの１枚。

バリトン・エクスプロージョン～ライヴ・アット・ニックス!＜完全限定生産盤＞

Rein De Graaff Trio、他

バリトンサックス２本が吹きまくるライブ。その迫力と熱気は実にすばらしい。レイン・デ・グラーフ・トリオも好演奏で対抗している。演奏曲はお馴染みのものだが、熱演に引き込まれてしまう。このライブを聞きに行きたかったなあ。

レフト・アローン～追憶＜完全限定生産盤＞

Archie Shepp、他

一世を風靡した巨匠同士が、お互いを尊重しながら演奏しているのが感じ取られる。ほのぼのとした雰囲気の中に、往年のパッションが時々溢れ出てしまうのがとてもよい。シェップ、ウォルドロンが人生の後半に残した名盤。