7インチシングル・コンプリートBOX＜カラーヴァイナル＞

岡田有希子

デビュー40周年を迎えた岡田有希子。アナログシングル集はファンの私たちにとって嬉しい「贈りもの」です。竹内まりやが手掛けたデビュー作「ファースト・デイト」「リトル プリンセス」「恋はじめまして」の三部作はピュアな感性溢れる名作。カップリングもまだ初々しい有希子が感じられて懐かしい。
デビュー翌年の「二人だけのセレモニー」「SummerBeach」は尾崎亜美を起用。ポップなメロディを軽やかに唄う有希子が素晴らしい。
6枚目のシングルは竹内まりやに回帰した少し哀しいタッチの作品。これは後に竹内まりやが唄う「シングル・アゲイン」の原曲だと個人的に捉えています。
7枚目のシングル作品は、ファルセットが美しい「Love Fair」。少し妖艶な雰囲気が漂うメロディに、マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」を思わせるアレンジが印象的。隠れた名作です。
そして8枚目はオリコン1位を獲得した「くちびるNetwork」。春らしいポップなメロディです。
9枚目の「花のイマージュ」は「Love Fair」同様かしぶち哲郎が手掛けたポップなメロディとバンドカラーの強いアレンジが印象的。こうしてシングル盤として発売していただき感謝します。
各々のシングル盤はイメージを意識したカラー。これはコレクターは勿論ライトファンの方々に手を取っていただきたいですね。