改めてこの時代のAllmanを聴くとバンドの演奏は荒いが新しい音楽とAllman独自のスタイルを作り出す過程の勢いを感じる。
4枚組だから日にちは違うが当然、曲はダブル。
しかしダブっても同じ曲とは思えない。
デュアンもデッキーもバンド全体のグルーヴが凄い。
マスルスバンドのショーターやハービー・ロン・トニーの時代の黄金のクィンテットのLiveと同じぐらい凄いインタープレイとアドリブに満足する。
公式のフィルモア(2枚組)Liveより演奏は完成されていないが内容には納得する。
Allmanは終りウォーレンとデレクに引き継がれこの2人以上に凄いツィンリードはいないと思うが、このLiveの、この時代、このデュアンとデッキーのツィンも頭に染みるぐらいビリビリする納得のLive。