
Paul Kletzki - Orchestral Works / パウル・クレツキ
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今までボリーニやフランソワの伴奏指揮者というイメージが強かったクレツキだが、その指揮者としての全貌に接することがでる好企画。やや強引な指揮ぶりがプラスになる場合とマイナスになる場合があるが、プロコフィエフの第5番やワーグナーの管弦楽は細部まで磨かれた演奏で今聴いても古さを感じさせない。シベリウスとブラームスの交響曲も正攻法の立派な演奏。「真夏の夜の夢」でデニス・ブレインのホルンが聴けるのも嬉しい。
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たっちゃんさんが書いたメンバーズレビュー
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今までボリーニやフランソワの伴奏指揮者というイメージが強かったクレツキだが、その指揮者としての全貌に接することがでる好企画。やや強引な指揮ぶりがプラスになる場合とマイナスになる場合があるが、プロコフィエフの第5番やワーグナーの管弦楽は細部まで磨かれた演奏で今聴いても古さを感じさせない。シベリウスとブラームスの交響曲も正攻法の立派な演奏。「真夏の夜の夢」でデニス・ブレインのホルンが聴けるのも嬉しい。
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ドヴォルザークは、名だたる名チェリストがこれまで録音を重ねてきたが、このフルニエ盤は他の追随を許さない永遠の名盤だ。これほど1音1音に感情を込め抜いて、かつ、格調の高さを感じさせる演奏は他にない。迫力、気迫、スケールの大きさも十分で、ともすれば泥臭い音楽になりがちなこの曲を格調の高い芸術作品に昇華している。セル。ペルリン・フィルのきりりと引き締まった完璧なサポートにも大きな拍手を送りたい。
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