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放浪・雪の夜 織田作之助傑作集
織田作之助
若くして亡くなった織田作さんの愛妻(一枝さん)への想いを描いた「高野線」という作品が印象に残りました。この本には収録されていませんが、同じく死にゆく愛妻を描いた「競馬」という小説を思い出しました。どちらも涙無しには読めません。
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集
アルテュール・グリュミオー、他
ブラームスのヴァイオリン・ソナタって本当にいいわね。私は特に1番が好き。グリュミオーさんのヴァイオリンは、爽やかな中にも一抹の寂しさが表現されていて、曲が終わると涙が出てきます。
シューベルト:交響曲第8番≪未完成≫&第9番≪ザ・グレイト≫ [UHQCD x MQA-CD]
ヘルベルト・ブロムシュテット、他
100歳に近い現役最高齢のブロムシュテットさんが人気を集めていますね。テレビで見た時、信仰心が厚く、飾り気のないお人柄が素敵でした。今まで聞いた中で、いちばん優しいシューベルトだと思いました。
雁の寺・越前竹人形
水上勉
玉枝の数奇な運命を描いた「越前竹人形」の後半は、ワンワン泣きながら読みました。「雁の寺」「越前竹人形」とも、その根底には、愛情を受けることが出来なかった母親への思慕があると思いました。
ブラームス・トランスクリプション
ウリエル・ツァコール
これはいいわね。オーケストラの色々な楽器の重なり合いの妙は無いけど、ピアノはピアノの味がありますね。こんなピアノがスラスラと弾けたらいいなあ。
Sibelius: Symphony No.1 & No.6
ネーメ・ヤルヴィ、他
シベイチ(シベリウスの第1番)が好きなので、買っちゃいました(安かったし♪♪)。指揮は、お父さんのヤルヴィさんです。シベロクもいいですね。一面真っ白な雪原にいる感じで、とっても美しい音楽に感動!! 真夏に聴けば、エアコン代が節減できるかもネ(雪原と節減、わかりました?)。
ドビュッシー:交響詩≪海≫/牧神の午後への前奏曲 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ/≪ダフニスとクロエ≫第2組曲
ヘルベルト・フォン・カラヤン、他
うちの主人は、ドビュッシー/ラヴェルは、デュトワ=モントリオール交響楽団だ!と言っているが、私は、カラヤンのほうが聞かせどころのツボを得ていると思う。主人は、カラヤンはドイツ人(オーストリア人)だ、フランス物は余技に過ぎない、と言うが、印象派の繊細さをゾクっとするほど魅惑的に表現しているのは、実はカラヤンではないかと考えている。カラヤンはやっぱりすごい。
ドヴォルザーク:交響曲第8番・第9番「新世界より」<限定盤>
ズービン・メータ
メータさんのドヴォルザークは、ちょっと雑な感じのところもありますが、細かいことにはこだわらない元気・溌溂、オロナミンC、というところがいいですネ。うちの主人は、そもそもドヴォルザークの音楽は元気・溌溂とした音楽なのか、と疑問を呈していますが、いろんな演奏があっていいじゃないか、と反論しています。
R.シュトラウス: 管弦楽作品集、協奏曲集、他
R.シュトラウスと言えばカラヤン。カラヤンという名前は、「カ」にアクセントを付けて発音するようですが、「ラ」にアクセントを置くと、何か大阪のおっちゃんという感じで親しみを覚えます( 「唐やん、儲かりまっか」みたいな)。横道にそれました。カラヤンの演奏はメリハリが効いていて、クラシック初心者マークの私でも大変面白く聴けます。ベルリン・フィルの合奏力もすごいですネ。「唐やん、なかなかやりまんな」。
シベリウス:交響曲第1番・第5番 組曲≪カレリア≫
ロリン・マゼール、他
シベリウスの交響曲1番が好きです。略称シベイチ。そう言えば、海老一(エビイチ)染之助染太郎っていう傘の上で毬を回す楽しい芸人さんがおられましたね。関係ないか。この曲は、第1楽章出だしのクラリネット・ソロ~ストリングスの合奏になるところから終楽章まで、もうシビレっぱなしです。マゼールさんの指揮はシャキっと締っていてスタイリッシュで、とっても素敵ですネ。
シベリウス: ヴァイオリン協奏曲, 2つのセレナード, ユーモレスク第5番<タワーレコード限定>
イダ・ヘンデル、他
シベリウスのヴァイオリン協奏曲が好きです。中でも、この盤がお気に入り。イダさん(井田さん?、日本人みたい。あ、イダというのは名字じゃなくて名前か)のヴァイオリンはとても麗しく、ここというときの迫力もあります。北欧の自然の厳しさの中にも暖かさが織り交ざったベルグルンド氏のサポートも素敵ですネ。
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