(全18件)
テンプル・オブ・ロック~ライヴ・イン・ヨーロッパ
Michael Schenker
現在のマイケル・シェンカー・フェストへのプロローグといえる作品。とにかくマイケルが健在なのが嬉しい。ヴォーカルにマイケル・ヴォスやドゥギー・ホワイトなどが参加しており,それぞれ味があっていい。UFOの名盤「ストレンジャー・イン・ザ・ナイト」と聴き比べるのもよいと思う。もっと評価されてもいい作品で強く推薦します。
スライド・イット・イン<35周年記念リマスター>
Whitesnake
最近まで店頭で発売されていたのはUSリミックスのものが多く,UKリミックスは中古でしか入手できませんでした。今までのUKリミックスは音レベルが低かったのですが,今回の35周年記念は理想的な仕上がりです。個人的な感想ですが,メル・ギャレーのコーラスが明解になっているのがいいと思います。なぜかオリジナルと曲順が変わっているので★4つとしました。
モンスターズ・オブ・ロック ライヴ・アット・ドニントン1980<通常盤>
Rainbow
音圧が高いのでボリューム調整でちょうどいいところを選ぶのが難しいです。音質はとてもクリアーで素晴らしいです。グラハム・ボネットの在籍期間は短かったのですが,やはりライブ向きのボーカルですね。歴史的な名演の一つですので,とてもオススメです。
セイヴ・ユアセルフ
The Michael Schenker Group
リマスター盤を聴いてみて,あらためてマイケル・シェンカーのテクニックの凄さを実感した。HR/HMブームの影響で,他のアルバムにはない速弾きをやっています。楽曲の美しさとマイケルらしからぬ高速テクニックが堪能できる作品です。
レックレス
Bryan Adams
1980年代を代表するアルバムです。発売から30年になりますが,古さを感じさせません。現在新曲としてリリースされてもチャートの上位に入ると思います。個人的にはsomebadyが気に入っています。当時MTVの全盛期で,PVがライブ映像を使ったものでした。全曲が3~4分でテンポよくまとまっており,とても聴きやすいアルバムだなと思いました。
紫の炎
Deep Purple
ホワイトスネイクが「THE PURPLE ALBUM」をリリースしました。で,こちらが原曲というわけです。ハッキリ言ってオリジナルのほうが素晴らしいです。カヴァーディル氏も若い頃の歌声がいいなと思います。グレン・ヒューズとのツインボーカルでなければという方は,ぜひこちらをオススメします。第2期のファンですが,第3期ディープパープルも疾走感があっていいですね。
完全版 英雄伝説~マイケル シェンカー・アンソロジー~
UFO,MSG,McSGの楽曲を集めたマイケル・シェンカーのベスト盤。Disk2の終盤には彼が全盛期だったと振り返る「SAVE YOURSELF」からの曲が,当時の最新作として納められています。速弾きが流行っていた時期にあえてメロディアスなギター・ソロを披露していたことや,パンクロックの嵐だったイギリスでUFOが奮闘していたのも「LIGHTS OUT」から分かります。取り寄せならば注文すべきです。
No Parole From Rock 'N' Roll<初回生産限定盤>
Alcatrazz
もはや新品での販売はないのか…。若きマルムスティーンの演奏は素晴らしいけど,メリハリがないようにも感じます。昔は夢中だったんですが,速弾きだけではちょっと…。何度も再販売しているディープ・パープルやブラック・サバス,MSGやUFOより何が足りないのか?でも,非常に完成度の高いアルバムですヨ。
ニューイヤー・コンサート1989
カルロス・クライバー、他
史上最高のニューイヤー・コンサートでしょう。因縁のテレーズ事件からの再演。緊張感が伝わってきます。カルロス・クライバーの魅力が満載です。あらためてウィンナー・ワルツが舞踏曲なんだと実感できます。オススメは,「こうもり序曲」「ハンガリー万歳!」「ラデツキー行進曲」ですね。オーケストラも楽しそうに演奏しているのが伝わってきますよ。
ベートーヴェン: 交響曲第4番
こんな第4番は他にはありません。カルロス・クライバーお得意のレパートリー。バイエルン国立管弦楽団とのコンビは相性も抜群です。スピードに乗って,一気に聴けますよ。ライブ録音なので,臨場感も伝わってきます。これが本当にクラシックなんだろうか?と感じさせる名盤中の名盤です。ショップで見かけたら,即買いです。オルフェオ盤では,他にベートーヴェン交響曲第6番と第7番がありますが,これがダントツですね。
チャイコフスキー: 交響曲第5番、幻想序曲「ハムレット」
アンドリス・ネルソンス、他
2013年の日本公演のときにライブで聴きました。このCDはそのときに購入したものです。とても素晴らしいオーケストラでした。チャイコフスキー交響曲第5番は,後期の交響曲の中で1番好きになりました。情感たっぷりで私は名盤だとお薦めします。ネルソンス氏の軽やかな指揮は魅力的だと思います。
ブリザード・オブ・オズ~血塗られた英雄伝説
Ozzy Osbourne
へヴィメタル界の金字塔。発売から35年を経た現在でも色あせない楽曲。帝王オジーと天使ランディとの邂逅,今となっては奇跡としか言いようがない。1曲目から綺麗なギターリフが始まり,緩急をつけた楽曲が連続していきます。「クレイジー・トレイン」「ミスター・クロウリー」など新曲としてリリースされても絶対売れます。ランディよ,永遠なれ。
カム・アンド・ゲット・イット +6
初期ホワイトスネイクの特徴がよく表れているアルバム。イアン・ペイスのスネアがよく効いている楽曲が多い。同時期のレインボーが出した「Difficalt To Cure」と比べると,ディープパープルが分裂した背景が分かるような気もします。レインボーとは違う路線をめざした,ブリティッシュ・ハードロックが堪能できる作品ですね。
UFOライヴ
UFO
いわずと知れた不朽の名盤。スタジオ録音よりもいい音質で,何より歴代のベストメンバーでの演奏。全米ツアーを録音したものだが,私はポール=レイモンドの貢献が最も光っていると感じた。こんなライヴを40年近くも前にやっていたことも驚きです。とにかく上手い。DOCTOR,DOCTORの仕上がりは,すべての録音の中で一番だと評価しています。
アイ・サレンダー [プラチナSHM]<初回生産限定盤>
ジョー・リン・ターナー加入後のアルバムで,聴きやすいメロディーの曲が多く,とても完成度が高い作品です。ロニー・ジェイム・ディオやグラハム・ボネットと比べると地味な印象ですが,素晴らしいヴォーカルです。ディープ・パープルから派生したグループとして,同時期のホワイトスネイクと聴き比べてもいいでしょう。
リトゥン・イン・ザ・サンド
もはや絶版で,中古市場でもあまり見かけません。新品で購入したものを久しぶりに聴きましたが,とても素晴らしい仕上がりのアルバムです。同時期の,再結成UFO「Walk On Water」と比べてみるのもよいでしょう。とてもクリアな楽曲が多いです。借り物のフライングVの綺麗なサウンドを楽しみましょう。ボーカルについては素晴らしい人選です。
ザ・パープル・アルバム<通常盤>
原曲がいいので,セルフカバーでもそれなりの仕上がりです。でも,オリジナル盤や若き日のカヴァーデル氏のほうがよかったナというのが感想です。これが新作のアルバムなら素晴らしい作品という評価を受けるでしょう。ディープパープルを知らない世代のために,新生ホワイトスネイクが紹介してくれていると理解しました。このアルバムを聴いて,ぜひオリジナル盤を買いましょう。
Best Of Whitesnake
ミッキー・ムーディ&バーニー・マースデンからヴァンデーンバークやスティーヴ・ヴァイ在籍時までを網羅した完全版といえます。曲順がアルバム順ではないのですが,選曲と音質については最高です。店頭にあったら即買いですね。中古ではほとんど見かけませんよ。
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