私がポールモーリアを知るきっかけとなったアルバムが、前半のseven seasです。中学生の時、掃除の時間(!)に流れてました。しかし、曲名がわからず暫く忘れてましたが、偶然YouTubeでアルバムをつきとめ、30数年振りに再会できました。
このアルバムは、当時流行っていた歌のアレンジが中心です。フラッシュダンス、スリラーやイノセントマン、愛のかげり(原題はTotal eclipse of the heart)say say sayをはじめ、日本でも小林麻美さんが「雨音はショパンの調べ」という邦題でカバーした 「アイ・ライク・ショパン」も収録されています。
しかし、私がずっと探していた曲は、1曲目の「セブンシーズ」。こちらは、ポールのオリジナル曲で、現在入手困難です。この曲と再会できたことが最も幸せな出来事です。
こちらのアルバムは、当時の最新の曲作りがあるので、60~70年のポール氏とは、全く違います。「恋はみずいろ」や「涙のトッカータ」とはまるで違うテイストなので、人によってはあれっ?と思うかもしれません。でも、ポール氏の探究心は強く、マジシャンのような方だと思います。