(全13件)
ブルーに生まれついて
ロバート・バドロー、他
ただひたすらに痛い…。そしてイーサン・ホークの演技・歌声にも脱帽。この映画におけるイーサン・ホークの重要性は高いと思います。チェット・ベイカーを知らずとも楽しめる、そして鑑賞後はJazzを、彼の曲を聴きたくなるような作品でした。
パプリカ
今 敏、他
オープニングから一気に物語に引き込まれ、あっという間に90分間が過ぎてしまいます。物語は、他人と夢を共有できる画期的デバイスの“DCミニ”を巡るサイコ・サスペンス。観ているだけで楽しくなる“夢の場面”の切り替わり描写は、この作品の一番の見せ場だと思います。息をもつかせぬ展開の中で、『パプリカ』の世界を盛り上げる平沢進氏の音楽には言葉もありません。百聞は一見にしかず!是非!
グリーンブック
ピーター・ファレリー、他
大好きな1本になりました。人種差別という重いテーマも背景にありますが、難しい知識は必要ありませんし、コミカルなシーンも多々あり、だんだんと2人が心の内を理解し合う様子に感動します。鑑賞後、とても優しい気持ちにさせてくれる作品でした。
Telemark<限定盤>
Ihsahn
EmperorのフロントマンであるIhsahnの、EP二部作の第1弾。彼が現在も生活しルーツでもあるノルウェーの故郷・テレマルクをタイトルに冠した今作は、初めてノルウェー語で歌われており、ブラックメタルが持つ特有の冷たさと、管楽器の温かみがミックスされ、唯一無二の音がクセになります。後半2曲のカヴァーは意外な選曲がまた面白い。衰えない創作意欲、根っからの音楽家である彼の生き様を感じる良作です。
幸福
岡村靖幸
11年振りのアルバム。まず1曲目に驚きました。ゆったりと妖艶な曲調の「できるだけ純情でいたい」。そして暗めでダンサンブルな「新時代思想」へ。打って変わってパッと明るく「ラブメッセージ」。この流れがたまりません。一気に岡村靖幸ワールドに引き込まれます。彼が創り出す音楽に出会えたことが「幸福」と思わざるを得ない傑作です。
s p a c e [ s ]
Survive Said The Prophet
彼らのことはincubusの来日公演で、ゲスト・アクトとしてのライブで知り、アニメ『BANANA FISH』OPの「found & lost」から聴くようになりました。今作は激しいサウンドの中にもキャッチーかつクセになる美しいメロディーと、ボーカルYoshさんの際立つ声質・歌唱力が相まって、ラウド・ロックでありながら非常に聴きやすく、世代問わずオススメしたくなるような、魅力溢れる作品だと思います!
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.+
菅野よう子
私が菅野よう子さんを知ることになったサントラです。彼女の担当する音楽である事が、アニメの完成度・魅力に大きく貢献しています。様々なジャンルを見事に織り交ぜ、カッコよくて、せつなくて、神秘的。『サントラ』というカテゴリーを遥かに超越していると言っても過言ではないので、もはや攻殻機動隊を観ていなくても楽しめると思います。
スピリチュアル・インスティンクト
Alcest
フランス産ブラックゲイズ、Alcestの6thアルバム。作品によってメタル度に差がある彼らですが、今回はメタル度高め?「Ecailles de lune」の深い海の底にいるような感覚もたまりませんが、本作は激しい中にも雪解けのような暖かい雰囲気があり好きです。来日公演は一旦キャンセルとなり残念ですが、来たる日に備えこのアルバムの世界観を充分に堪能したいと思います。
Enter the Hypnosis Microphone [CD+Blu-ray Disc]<初回限定LIVE盤>
ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-
ヒプノシスマイクの魅力は、日本語ラップに接点の無かった層を、声優さんたちが本業を疑うほどの巧みな演技力で自然と引き込んでしまうことです。力の限りライムする彼らの姿や、この音楽ジャンルに精通するアーティストの方々も楽曲制作に加わることで、より曲やストーリーに深みが増し、大好きになりました。初回盤にはライブBlu-rayも付いてるので、このコンテンツを知るにはうってつけだと思います!
オード・トゥ・ジェイ・スミス
Travis
前作からわずか1年で届けられた今作は、今までとは少し趣きを異にするタフなロックンロールサウンドが特徴的。アグレッシヴさの一方、彼らの真骨頂といえる鉄壁のグッドメロディは健在、アルバム中盤からのメランコリーな展開も好きで、お気に入りの1枚です。
チェイシング・イエスタデイ<初回生産限定盤>
Noel Gallagher's High Flying Birds
ノエルのソロを初めて聴いたのがこのアルバムですが、全体で一曲、のような統一感と完成度の高さが心地良いです。「この曲はいまいち」が、ありません。Oasisを感じつつ、ノエルならではの新鮮なアレンジと哀愁漂うメロディーが涙を誘います。「大人のロック」といったような雰囲気もあり、聴けば聴くほど良いです。ボーナスディスク含めて全曲が粒選りすぎて、文句ナシの傑作だと思います。
オルター・エコー
Dizzy Mizz Lizzy
1st「Dizzy Mizz Lizzy」を聴いてから、すっかり彼らのサウンドに虜ですが、今作はへヴィでダークでありながら美しいメロディーは健在で泣けます。細部まで計算し尽くされた、過去最高に聴き応えのある作品だと感じます。
The Slow Rush
Tame Impala
前作『Currents』とは地続きの続編的アルバムといった感じではあるものの、よりポップスに振り切った、音楽性の幅が広がった作品だと思います。その反面、Tame Impalaの代名詞であったサイケテイストは、もはやメインではありませんが、アクセントとして際立ち、広義的なドリームポップと言うべきか、聴いていてとにかく気持ちいい。Tame Impalaを初めて聴く人にオススメしたいアルバムです。
商品詳細へ戻る