(全9件)
Fire&Water (+6)(Remaster)
Free
フリーの3作目にして代表作。若さが疾走しているからであろうか、爽やかささえ感じさせる小気味よい勢いがある。リズム隊はベース音を低めに重ねているのに、決して重々しくない。例えれば、アンダースローで投げられたボールのように、手元でのびてくるような感じ。アルバム全体でみると、バランスに配慮した曲構成になっている。ボーナストラックも聴きごたえ十分。
ファイアー・アンド・ウォーター+6<初回限定盤>
フリーの3作目にして代表作。若さが疾走しているからであろうか、爽やかささえ感じさせる小気味よい勢いがある。リズム隊はベース音を低めに重ねているのに、決して重々しくない。例えれば、アンダースローで投げられたボールのように、手元でのびてくるような感じ。アルバム全体でみると、バランスに配慮した曲構成になっている。 ボーナストラックも聴きごたえ十分。
ファイアー・アンド・ウォーター+6
ザ・バンド
The Band
ザ・バンドの2作目。前作から引き継がれた「自由な雰囲気での音作り」をさらに発展させています。アルバム全体を通して、肩肘を張ったようなところはなく、すべてが自然発生的であると同時に必然でもあるという力強さを感じます。収穫期を迎えて豊かに実った麦畑のように、バンドとしての創造性が見事に結実しています。アメリカの風土に深く根を下ろした、骨太いアルバムです。
デジャ・ヴ
Crosby, Stills, Nash & Young
4人各々の圧倒的なセンスと、グループとしての絶妙なバランスが、曲にいきいきとした存在感を形作らせている。1枚のアルバムとして、細部まで抜かりなく、奥行きがある。曲目はカントリー、ロックから、サイケ、果ては80'Sポップスにまで通じるものまであり、多彩。それまでのロックの合流点であり、かつ、その後のロックの源流と言える作品ではないでしょうか。
ドクター・シーゲルのフライド・エッグ・マシーン
フライド・エッグ
ハードロック,プログレの創成期、いわゆるアートロックといわれていた時代の音を完全に捉えている。時代のモードを敏感に幅広く感じとり、デープパープル,キングクリムゾンなどと同じ地平に立って、自分たちのスタイルを展開している。何より、成毛滋の切れ味鋭く荒々しいギター、つのだひろの図太く創造性に富んだドラム、高中正義の聴き応えする変幻自在のベースという各々の卓越した演奏力が、このバンドに説得力を与えている。
Live In Japan
Roy Buchanan
間違いなく、「テレキャスの魔術師」ロイの名演が聞ける一枚。ロイの息づかいまでが聞こえてくるテレキャスターは、繊細でかつ荒々しく、まるで生き物のように、刻々と表情を変えていく。テレキャスターの表現という点で、ひとつの頂点を示している。テレキャスの有機的な変化が聞ける(1)、ジミヘンのカバー(3)がとくにおすすめ。
フィルモアの奇蹟
Al Kooper、他
マイクのギターは、感性がそのまま音になったようですばらしい。鋭い感覚で本質を捉え、直感的で、魂から溢れ出るフレーズを折り重ねている。D1-2のソロは、秀逸。アルは、その柔軟なキーボードでマイクのギターをしっかりと支え、曲にまとまりを与えている。マイクの代役に、Carlos Santana、Elvin Bishopが演奏したり、TheBand、BookerT.&TheMG's、Jack Bruceなどの曲を選ぶなど内容も多彩。
End Of The Game, The
Peter Green
フリートウッドマックを脱退したピーター・グリーンのソロ第1作。全編インストで、一見ジャムセッションのような構成だが、演奏に散漫なところはなく、緊張感が漂い、作り込んだ感じすらする。ピーターのギターは、まさに「狂気」。マイナー・ブルースはないが、静かに殺気立ったギターを聞かせる。ピーターが身をよじりながら、有象無象の混沌の中から難産の末、生まれ落ちたようなアルバムである。
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