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s.a.さんが書いたメンバーズレビュー
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とかく「難解」と言われがちな作品である。カルミナ・ブラーナを皮切りに簡潔さと素朴さを追求してきた作曲家が、ヨーロッパ中世の民話の世界からギリシャ悲劇を経て辿り着いた先がこれだったようだが、カルミナ・ブラーナの類型を期待して聴いたりすると、確かに音楽というより古代の宗教儀式を聴かされているような叫び声と打楽器による土俗的な響きに面食らってしまうだろう。対訳も付いていないし、あらすじを読んだところでその解釈は筆者の手に余るが、原初の雄叫びに身を任せ、躰で聴くことは可能だ。この曲を楽しむのに頭で「解する」必要は無いのかもしれない。
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