メンバーズレビュー一覧

Beethoven : Symphony No. 9 / Furtwangler & VPO , Seefried etc /

音はARCHIPEL的で、金属的、電気的ではあるが、迫力、推進力、ステレオ的広がりあり。1952.2.3が弦主体であれば、こちらは木管前面に出て主体である。演奏、合唱はこの曲のフルヴェンベストともいえるもの。特に合唱はソロ、コーラスとも明確でよい。DGとの音質比較がしたくなる。

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orooroさんが書いたメンバーズレビュー

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(全28件)

解説にある通り。但し「ロンドン」は演奏がすばらしく、音の悪さは関係なくなります(というか、ヒストリカルものとすればそれほど悪いわけではありません)。買いです。

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繊細優美、情報量多く、高低のバランスよく、最高のCD。これで聴くべし。

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すばらしい。
ノイズ小さく、楽器間の分離がよく、各楽器の音色にきちんとピントがあってます。
高低遠近のコントラストがしっかりし、色彩感豊か。
この曲ってこんなにカラフルで立体的なのだ。
この時期のこのオケのこの盤でこそ可能な世界。

DELTAのこのシリーズの中で、「田園」に並び、
従来盤との音色の差が大きく改善されているのでお勧め。

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単なる「盤(板)起し」のアナログ的なものではありません。従来のモコモコ感やエコー感を取り除き、本来の音色を回復しています。各楽器の音色良く分離も明瞭。高低の大きなコントラストが鮮やかになり、これでこそ「フルトヴェングラーの良さは生きる」のです。

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弱音部はきれいに聴こえる。フォルテで音が割れる。低弦の分離は悪くボゴボゴする。 Vnもある部分まではきれいに入っているが、音量や強さが一定以上になると濁ってしまう。ソロとコーラスは音像、音量大きく大迫力。この場合の情報量とは音像音量の大きさということだろうか。繊細な美しい面は犠牲にされている感じ。
DELTAで聴けばさらに良さがわかるはず。

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これまでの単なるアナログLP復刻に決別する、「源演奏回復」盤。金管、木管群1本1本、一人一人の名手の力量が明瞭明白になった。あまりにも細部に至るまで明瞭明白。

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フランクのVPOの黄金色に輝く音色、ベートーヴェン第4のBPOの甘く飛翔する音色、「これがVOX盤の音なのだ」。この音色を聴かずしてこの2曲は語れない。絶対買い。

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VENEZIA盤と比べると、ノイズ減少し、音像、音量が大きくなる。閃光の煌きのような輝きが、もっとしっかりとフワッと広がる感になる。従来のリマスターのように、単に領域、空間が拡張し、音色がぼやけるというのではない。
ノイズ減少=音色減退ではない、画期的なものである。「メロディア初期盤=RRG録音の情報量」の多さがダイレクトに再現される。

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ノイズ入るので、音質は★3。しかし演奏は、伸びやかなフレージングと繊細優美な音色ですばらしい。合唱のできもよく美しいハーモニー。ベルガーのソプラノも透明。

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1楽章コラールや4楽章ラストの欠落は残念。しかし迫力ある重厚なBPO黄金期のアンサンブルと音色は見事。それを聴くなら価値はある。

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音楽芸術の一つの頂点、この「第3幕の前奏曲」「愛の死」のためにすべてがあった。トラック分けが細かく、解説には、ドイツ語であるが各トラックの最初の言葉、また英語で場面説明があり、わかりやすい。

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針音大きい。1楽章2:18くらいからボーという波のような音が持続する(ffでは気にならないが)。
左右の広がりあり自然さと低域の音色、分離重視。Vnは多少頭打ち、窮屈感あり。低域はよく重厚な安定感がある。
それゆえ冒頭チェロや2楽章など低域の音色はよく出ている。金管もMYTHOSのように濁らず良い。

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DGに比べノイズ減り低域のパンチ力は増した。ただボンボン鳴るが解像度、各楽器の音色の明瞭度は悪い(もともとなのだろう)。低域パンチ力に比例して、木管(DGは木管主体だった)と弦の抜けが悪くなった。低域重視のマスタリングで低域主体にシフトしたということ。 好みの問題。木管と弦の明瞭さを取るか、低域のパンチ力をとるか。要はDGは会場で聴く感じ、こちらはFM放送音。

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うーん、BPOということで期待大きかった分はずれ感も大。スタジオ録音とライブ、ステレオとモノの違いもあるが、NPOとの方がバルビローリ節が徹底され左右への振幅大きく、美しさもあった。確かに金管、パーカス、弦と精度はよい。ただマラ9をバーンスタインが振った時と同じで、カンタービレの徹底化結晶化に不満が残る。NPOで感涙。

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「エロイカ」はBPOとVPOをミックスしたような音色。フルトヴェングラーが理想の音色を追求し薫陶し、その結果がこのサウンドになったようである。Ⅰ最初のフォルテより、フォルテ部でのビビりあり。Ⅳコーダ終結部(11:28-45くらい)では混信ノイズあり。クライマックスなだけに興ざめである。それでも目立ったミスはなく、オケの技量はよい。買って損なし。

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音質は皆言うほど悪くない。ノイズがつらいということ。スピーカー派が音量上げて聴くにはいいはず。ザルツブルク音楽祭との「合唱」(オルフェオ)や、エアチェックの「エロイカ」(音色はすばらしいのにラジオを聴いているよう)よりも断然良い。弦が出てこないバランスの悪さ、音の歪みはあるが、そこから出てくるのはすばらしいコーラスとオケである。感動する。

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音はARCHIPEL的で、金属的、電気的ではあるが、迫力、推進力、ステレオ的広がりあり。1952.2.3が弦主体であれば、こちらは木管前面に出て主体である。演奏、合唱はこの曲のフルヴェンベストともいえるもの。特に合唱はソロ、コーラスとも明確でよい。DGとの音質比較がしたくなる。

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オケの性能が段違いに良く、ぎっしりと中身が詰まっていて、ダレることがない。その上でのバルビローリ節なので、これはもう特上。オケ、カンタービレ、迫力の3拍子揃った名演。シュッットガルト放響盤に失望した人もこれには満足できるでしょう。

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Beethoven : Symphonies 3 - 9 / Briem , Furtwangler & BPO

4:
☆☆☆☆☆
★★★★★

3番=迫力、推進力はウラニア盤やEMI全集盤を上回る。完成度高い。が各パートの分離良いものの楽器の音色がしないのはなぜ?4番7番=擬似ステレオで広がりあり良い。特に7番2楽章は感動的なサウンド。MONOとどちらがよいかは好みしだい。ARCHIPELよりは良い。

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「ウラニアのエロイカ」に感涙し、P協4番のダイヤモンドタッチに魅了され、5番に感動し、「田園」の静謐さに酔い、「合唱」の1-3楽章はバイロイトを凌ぐと実感し(合唱で音程ずれ多し)、ブラ4のロマンにしびれる。音も良い。これを聴かずしてフルヴェンを語れない。

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アンダンテ、ターラからも出ているもの。両者のリマスターは同一とのこと。このリマスターもすばらしい。Ⅰはノイズがあるものの、他はほとんどなし。VPOの弦の豊潤さがよく出されている。間然とすることない一点一画も疎かにしない引き締まった、しかも重厚美麗なアンサンブル。天にも昇るVn。「フルヴェンワールド」の美的かつ自然な側面を見せ付けられる。弦の豊潤さ、美しさではバイロイト、ルツェルンを凌ぐ。即買うべし。

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ウラニアの「英雄」がこの価格で手に入った。感激感動感涙、劇的すばらしさ。録音も良好。

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Jochum 100th Birthday Box - Bruckner : Symphonies nos 4-6

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

ヨッフムの最高傑作、遺言。5番は圧巻。宗教的静謐さ、オルガンサウンド、圧倒的迫力、ACOの艶やかな自然な響き、この曲ベストと評価したい。4番もロマン的解釈多い中にあって、ロマンと宗教性の融合した名演。6番も迫力などすばらしい。

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1番、緩急の見事なコントラスト、歌うべき所はだれよりも豊かに歌う(1楽章第二主題、2楽章、4楽章第一主題)。4楽章第二主題のアレッチェンドはフルヴェン以上の迫力プラス推進力。シューリヒト美学プラス超ロマン的スタイル。これを聴かずしてシューリヒト及びブラームスを語るなかれ。

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Symphonies & Orchestral Works / Schuricht

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

組曲はすごい。これはシューリヒト美学の最高傑作か。難いこと言わず、豪快でいて繊細美麗なカンタービレに酔いしれよう。エアも倍音での豊潤な美音の洪水。これを聴かずしてシューリヒトは語れない。ロンドン復刻も朗報。豪快なリズムとチャーミングなカンタービレ。ラインは言わずと知れた名演。リズム、アクセント、カンタービレ3拍子揃った名演。

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これはすごい掘り出し物。3番疾駆する推進力はOSC(EMI盤)に劣るが、その分余裕あるカンタービレで某評論家曰く「格調高い」。録音もよくシャンゼリゼ劇場にいるライブ感あり。7番が見事。強烈鮮明なリズムに乗ってくるカンタービレ、リズム・流れ・歌3拍子そろう理想的名演(2楽章冒頭のチェロを聴いて。涙します)。オケの力量も他とは段違い。しかも拡散せずBPO並みのそろったアンサンブル。

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ブル7、リマスターで何とも言えない不思議な音色は多少犠牲になったが低弦のパンチ増した。特にチェロの歌が鮮明になった。宗教的世俗的境地を超越しに天界に舞い上がるがごときカンタービレ、すばらしい。ライン、自然な流れを貴重とし、その流れの中での最大限のカンタービレかつ天空を疾駆する天馬の如きリズムと流れというシューリヒト美学の勝利。

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Bruckner : Symphonies nos 5 & 8 / Schuricht, VPO, NDR SO

5:
☆☆☆☆☆
★★★★★

5番はシューリヒトディスコグラフィーで調べたらVPOらしいということで確認させていただいた。それで注文しました。

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