Medusa / Clan Of Xymox
Medusa
Clan Of Xymox
シンセメインの曲が多く、4ADらしい耽美系のアルバム。全体的に静かな印象。medusaとlouiseは名曲。
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(全8件)
Darkest Hour
何とも沈んだアルバム。Ronnyの50才の誕生日にリリースされたらしいが、拒絶、否定、喪失といった歌詞ばかりで、曲も物憂く、低調なものが多い。「明るくなる前の最も暗い時」という意図らしい。一方、持ち味である格好良さや綺麗さはしっかりとある。タイトル通りなのだから、完成度は高いと言えるのだろう。まぁ、気持ちに余裕を持って聴いてみてほしい。
Creatures
ロック色の強いアルバム初期の Sisters of mercy を思わせるような、ギターの効いたダークな打ち込みロック。ヴォーカルも低音域がメインの曲が多い。どの曲も良いけれど、シスターズ・トリビュートのような印象。冒頭の‘Jasmine and Rose’はかなり良い。
Notes From The Underground
転換点と言えるアルバム「アムステルダムの拷問部屋で、Ronnyが書いて、録って、ミックスした」とあるように、録音、ミックスも自身で手掛けるようになり、前作までとは一線を画す作風。よりインダストリアル色が濃く、曲調もメロディアスに、ヴォーカル表現の幅も広がった。随所にこだわりが感じられる力作。過渡期にあたり、色々なテイストが混在しているけれど、繋ぎなどを工夫して、まとめている。
グレツキ: クライネス・レクイエム
ラインベルト・デ・レーウ、他
リハを聴いたグレツキ本人が「サーカス音楽」と言ったとか。この「小レクイエム」は、グレツキの言葉も納得の静と動の極端な曲です。初めは夜の野外音楽(セレナーデ)のつもりだったそうです。最終的なタイトルを何故レクイエムにしたのかは明らかでなく、謎を秘めた作品のように思えて、何度も聴いてしまいます。 「ひばりの歌」は、それぞれの楽器が活かされていて、面白くて何度も聴いてしまいます。
Great Singers -Rosa Ponselle -American Recordings Vol.3 (1923-29): Verdi, Spontini, Tosti, etc
Rosa Ponselle
温かみのある豊かな歌声は黄金に例えられるのも納得。シューベルトのセレナーデでは、姉のカルメラがメゾ・ソプラノを歌っています。ちょっと声量のバランスが良くないと感じますが、声質が似ていて面白いです。同シリーズのヴェルディ・オペラ・アリア集と同じ曲が幾つかありますが、同じ録音ではないので安心して下さい。
すでに日は暮れて~グレツキ:弦楽四重奏曲集
クロノス・クァルテット
グレツキが好き、クロノスも好きなら絶対お薦めです。美しいのは勿論ですが、躍動感あり、流れるような旋律あり、とにかく魅力的な一枚。
Catholic
Gavin Friday
とても素晴らしいアルバムです。音のバランスが良くて、声がとてもきれいに聴こえます。静かに耳を傾けていると、その繊細な歌声に惹きつけられます。日本では限られたファンだけに聴かれていると思いますが、もっと幅広くたくさんの人に聴いてほしいです。またアルバムタイトルは小文字のcatholicと捉えるべきでしょう。