フォーレ: レクイエム Op.48、J.ラシーヌの聖なる賛美 Op.11

太田務、他

敬愛なるベートーヴェン

アニエスカ・ホランド、他

こんな美人の写譜係が実際にいたわけじゃないので、あくまでフィクションとして楽しめます。映画としては悪くないのだけど、ひどいのは邦題。日本語にあるのは「敬愛する」か「親愛なる」のどっちかで、「敬愛なる」なんて言葉は国語に存在しない！

ブルックナー: 交響曲選集: 第4番 ｢ロマンティック｣ (ハース), 第7番 (ハース), 第8番 (ハース), 序曲＜タワーレコード限定＞

朝比奈隆、他

東京カテドラルでの１回目のツィクルス、全日程、通いました。殊に東響との第７は、未だにこの曲最高の演奏。ＬＰで「選集」としてセット化されたのも嬉しかったのですが、ＣＤの代になって、ビクターの「全集」に第５や第９だけ中途半端に入って、肝心のこの第７がＣＤ化されないのが歯痒くて仕方なかったですが、タワレコさんのお陰で、やっとスクラッチ・ノイズ無しで聴けるようになりました。感謝、感謝。

Bruckner: Symphony No.7

朝比奈隆、他

期待以上の好演で、録音も良好。アダージョが聖フローリアン盤よりやや速いのが残念だが、全曲に渡って充分にブルックナーを堪能。フローニンゲン「北部新報」の新聞評が、「会場に来なかった人は、何か損をしたことになると思う」「この第７交響曲を幾人かの有名な指揮者によって聴いたが、今回のように優れたものはなかった」と好意的。アダージョの最良は、東京カテドラル１回目の東響ライヴだが、これも聴く価値は充分あり。