ユ-フォリア / Def Leppard
ユ-フォリア
Def Leppard
前作『slang』で今までのカネゴリーを大きく変換した彼らが、新たにロックンロールの原点に戻りながらも自分達の『味』を前に打ち出し始めた1枚。決して後ろを振り向かない彼らが醸し出す演奏には、どこか懐かしい雰囲気さえも漂わせている。
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(全9件)
ハイ&ドライ
Lepps2作目のアルバム。1~10まではギターにPete Willesがいたオリジナル。11、12はPeteに変わって加入したPhil CollenによるRe-Mixとなっている。クオリティーはまだまだだが、次作Pyromaniaへのステップとなる1枚。4は最近Mariah Careyがカバーしている、現在でもLeppsの代表バラード。
Hysteria
ドラマーのリック・アレンが交通事故による左腕切断という極めて重大な局面をも乗り越えて生み出された難産の上に難産の1枚。『片腕でどこまでできるのか…』などの疑問は見事に打ち砕かれた。前作のクオリティーはそのままに、じっくり、大事に演奏しているのが伝わってくる。全世界で1500万枚の売上が頷ける…。
炎のターゲット
現在のDef Leppardが全世界のスターダムにのし上がるきっかけになった1枚。売上枚数だけで言えば次回作の『Hysteria』には劣るが、作品クオリティーは後に数多くのバンドに引き継がれるきっかけになった。今聞いても新鮮さが残る、正に『ロック史上、不朽の名盤』
ヒステリア
アドレナライズ
前作に続き、今回も難産に難産を重ねた1枚。製作中にギターのスティーヴ・クラークの不慮の死去でバンド自体の存亡の危機に扮したが、フィル・コリンの見事なカバーで、それらの不幸をも吹き飛ばす、ポジティブで軽快なロックサウンドがこだまする。この作品の後に後継としてビビアン・キャンベルが加入する。
スラング
この作品以前を聞いてきた人達には、恐らくLeppsにそっぽを向かれてしまったような衝撃のある作品だったに違いない。それまでの製作プロセスを1度リセットして、バンドとしてやりたいように自由に演奏し、ヴォーカルのジョー・エリオットも従来のシャウトから『歌う』事に重点を置いている。しかし、決して素人臭くなっている訳ではなく、この作品があったからこそ、次の『Eupholia』が生きてきている。
Pyromania
X
『ADRENALIZE』から『slang』への衝撃もさることながら、今回も『Eupholia』からの変貌もかなりの衝撃度がある。ロックとはこうだ!と言うプロセスを消し去らねば、このアルバムを理解するのは難しいであろう。