My Life In The Bush Of Ghosts

David Byrne & Brian Eno

サンプリングという概念がまだ無かったデジタル前夜にこの作品！テープを切り貼りし、ラジオの音源を集め、アフロビートと融合させるなんて、この二人にしか出来なかったはず。しかもremain in light の前の作品だなんて。言葉を失うくらいの衝撃です。

Free

Iggy Pop

ハチャメチャにぶっ飛んだイギーを期待すると、完全に肩透かし。でもそれでいい。声の良さ、唄の巧さを堪能できる好盤です。

The Joshua Tree: 30th Anniversary Edition

U2

カット +2＜生産限定盤＞

The Slits

アマチュアっぽいパンクロックといった趣きですけど、この時代にダブを取り入れた手法が斬新。The Pop Groupにも通じるサウンドだと思います。リアルタイムで聴きたかった。

グレイテスト・ヒッツ・イン・ジャパン ［SHM-CD+DVD］＜生産限定盤＞

Queen

クイーンの場合、グレイテストヒッツvol.1、vol.2という必殺のベスト盤２枚があるので、全１２曲だとやはり分が悪いのですが、「１２曲」というコンセプト有りきとなると、まぁこの１２曲になるのかな。来日に便乗してますが、ファンとしてはやはりマストアイテム。

ゴッデス・イン・ザ・ドアウェイ＜生産限定盤＞

Mick Jagger

バンド内で緊張が高まっていた８０年代に発表した作品と比べると、随分と余裕が感じられる仕上がりです。最初の２枚のソロは「ストーンズを超えてやる！」といった気負いが全面に出てしまい、それはそれで面白かったのですが、やはりトゥーマッチな感じでした。４枚目のソロとなる今作は、テンションが低いという意味ではなく、自由に、やりたいことをやっているように感じます。

rockin'on 2020年2月号

１９８４年からすでに３６年間、毎月購入しております。もっとも信頼出来る、頼りになる洋楽ロックジャーナリズムだと思っています。

HONK デラックス・エディション＜限定盤＞

The Rolling Stones

過去のベスト盤は、シングルA面としてもリリースされた曲のみで構成されるケースがほとんどでした。「HONK」もシングル曲が大半ですが、そこに「ビッチ」や「ダンシングウィズミスターD」といった重要なロックナンバーや、近年のライヴで演奏されるブルースのカバーを混ぜた事で、バンドの本質が聴き手に伝わりやすくなったという印象。緩急をつけた曲順にも、流れの良さを感じます。