ウッドストックが一番輝いていた時代(あのフェスティバルじゃない)に作られた最高のアルバムです。
ボブ・ディランのバックでベースを弾いていたハーヴィー・ブルックスの丁寧なプロヂュース、
彼がバンドサウンドでの録音に不慣れだったカレン・ダルトンに根気よく付き合い、彼女の歌を
最良の形で残してくれました。一曲目のイントロも、この音が来たらこの歌しかないでしょう
という完璧なアレンジ、このアルバムに捨て曲はないですがザ・バンドのカバー「IN A STATION」
は極上です。ウッドストック産の音楽(あのフェスティバルとは無関係)が好きな人なら持ってるか。
フォーク界のビリー・ホリデイと言われますがね、このフォーキーさはビリーには出せませんよ。