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About タワエコ 2009年 タワエコ活動振り返り vol.1

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“ap bank fes'09”“FUJI ROCK FESTIVAL'09”篇

国際青年環境NGO“A SEED JAPAN”とのパートナーシップも12年目。
その頃には環境問題とか、温暖化とか、それらに連鎖する食の問題とか、エネルギーの問題とか、そして経済の問題とか・・・、その事自体がオルタナティブな考えであったのか、ここ数年は企業活動や国家の戦略にまで“環境”がキーワードとなり、すっかり問題意識も広がっているということで・・・、今年はパートナーである“A SEED JAPAN”の担当コアスタッフの方をフジロック明けに事務所に訪ねインタビュー。
それぞれの現場が実際のところどうだったのかを、皆さんの紹介を踏まえつつ振り返りたいと思います。

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濱中聡史 (“ap bank fes'09”のリユース食器担当)

濱中聡史

昨年から全面的に使った食器の洗浄→リユースを開始し、今年はマイ箸・マイ食器の持参まで活動を発展させた中心人物。
今年のこの活動の浸透率20%位という印象らしいが、それでも食器運搬や洗浄と使い捨てられる場合と比べるとCO2削減の効果はありとのこと。
苦労した事は15万枚の食器やコップを全国から集めること。
8割は大きな団体から集められたが、残りの2割は8つの団体と連絡を取りやっと集めて今回の“ap bank fes'09”でのリユース活動が成立しているという陰の功労者。
ちなみに1,100台にも及ぶコンテナの山はいまだに夢に出てくるとか。
最近4年振りに髪を切り、ロンゲファンのスタッフをがっかりさせているらしい!?
夏の間はサマソニ大阪、ラッシュボールなど関西の環境活動を担当する。


“ap bank fes'09”を一言で表すと・・・『ECOと音楽』
“FUJI ROCK FESTIVAL'09”を一言で表現するとしたら・・・『生き方と音楽』



善木大介 (“ap bank fes'09”では現場の制作全般担当)

善木大介

既に今年の反省会がスタートしているほど“ap bank fes'09”は細部にわたり打ち合わせされているとのこと。(フジの10倍との噂も!?)
今年からスタートしたマイ食器の活動などではWEBで推奨する食器の大きさや素材などまで告知を徹底。
テーマは「来場者」→「参加者」という立場で、お客さんにも考える事や選択する事に踏み込んでもらうこととし、ブースでのキャンペーン内容にもそのテーマを反映させ成果があったそう。
今年はボランティア募集に800人の応募があるも、説明会後の不参加者なども多く、開催中を含め最後までボランティアの確保と調整に苦戦。
各FES.で環境関連のスムーズな活動の鍵を握る、主催者側との交渉の中心人物。


“ap bank fes'09”を一言で表すと・・・『調和と成長』
“FUJI ROCK FESTIVAL'09”を一言で表すと・・・『自立と共生』



Shiori (“ap bank fes'09”ではキャンペーンブース担当)

Shiori

①「エコチョイス・キャンペーン」“自分の選択で世界を変えよう”をテーマに、身近なテーマから社会問題に触れるキャンペーンを実施。ライブ中も参加者が並ぶほどお客さんの環境意識の高さを実感。また、キャンペーン参加に並ぶ列の最後尾のパネルを、お客さんが自主的にリレーしていく仕組みを考案し、その場での思わぬコミュニケーションを演出、終始和やかムードなブースに。
②「カップジャブジャブツアー」ボランティアの作業であるカップ洗浄へのお客さんの参加企画。募集人数を限定してのキャンペーンのため、すぐ定員オーバーになるほどの盛況ぶり。
①②を含め今年の“ap bank fes'09”全体のキャンペーン参加者は3日間で2,152名を記録(フジロックより多い)。ちなみに、今年のノベルティの風呂敷のデザインも担当。


“ap bank fes'09”を一言で表すと・・・『次につながる一歩』
“FUJI ROCK FESTIVAL'09”を一言で表すと・・・『興奮と緊張の絶頂』



杉江夏季 (“FUJI ROCK FESTIVAL'09”入場ゲートのゴミ袋配布担当)

杉江夏季

今年は悪天候だったこともあり、例年より配布がスムーズかつ量も多めになり、毎日17時予定→15時には配布ブース終了。
雨天のために、急遽入場ゲートの中でゴミ袋配布を行うなど、今年は天候による臨機応変な対応に一番苦慮したとのこと。
何と言っても、フジの入場ゲート(=フジロックの第一印象を決める場所)でのフジの顔の役割を担う。
“ap bank fes'09”では分別ゴミの計量担当でもあり、毎日山のように集まるダンボールに埋まる日々。
今年生ゴミの分別徹底がされていたのは、昨年の計量ブースでの厳しさ!?の成果との噂も・・・。でも、ゴミとトイレの匂いは苦手らしい・・・。


“ap bank fes'09”を一言で表すと・・・『穏やか、ゆる~り、エコ列車にride on』
“FUJI ROCK FESTIVAL'09”を一言で表すと・・・『刺激!!自由!!いつもどこかに愛がある』



諏訪慧 (ボランティア・ケア担当)

諏訪慧

フジロックでは応募→ボランティアスタッフの決定、当日の200人以上のボランティアのシフト、食事、体調管理など全般にわたりケアしている。
最近の傾向として増えている女性ボランティアのケアや、FES.により違うボランティアの特性や人数なども把握しつつ、15歳から38歳までの幅広いスタッフに気を配る通称「ボランティアの母」とはこの方。
以前と比較して、最近はボランティア参加者の環境意識や、ボランティア経験の高さなどを実感することが多いとか。
FES.会場では、食欲の無いボランティアに対して、食べ慣れたスタッフ弁当を解体・再構成(これもリサイクル?)して新しいメニュー開発する事もできるというウワサ・・・(目撃者談)。


“ap bank fes'09”を一言で表すとしたら・・・『予習をしっかり真面目なフェス』
“FUJI ROCK FESTIVAL'09”を一言で表すとしたら・・・『みんなが自由を作るフェス』



田澤萌 (“FUJI ROCK FESTIVAL'09”ナイト班担当)

田澤萌

フジロックでは夕方17時から、朝の6時(ボランティアの朝の班が活動するまで)という一番過酷な時間を担う。夕方のサポート2班と、深夜担当の2班でオアシスエリア内の分別ナビゲートをこなす「大人の時間」担当!?
今年は初日のOASIS演奏後の深夜作業が一番大変!と思っていたが、意外にも2日目のオアシスエリアが満員御礼状態!!多忙を極めたとの事。
悪天候と、予想しづらい活動状況と、酔っ払いをうまく捌いていく手腕は、さすが「A SEED の夜の顔」。
夜の無人のゴミ箱で回収されたペットボトルの80%程度が、ラベルをはがされた状態で捨ててあったなど、ナイト班の功績と思われる成果も。
みんなが遊んでたり休んでいる時間に一番働いている、FES.を支えるスタッフの中心。


“ap bank fes'09”を一言で表すとしたら・・・『礼儀正しい、みんなで一緒にフェスティバル』
“FUJI ROCK FESTIVAL'09”を一言で表すとしたら・・・『自分の自由は自分で勝ち取る!』



出典:『bounce』誌 313号(2009/8/25)



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