毎年行われている日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2010」が明日から3日間、東京ビッグサイトで行われます。詳細は　http://eco-pro.com/eco2010/guide/index.html

最近では、平日は幼稚園から中学位までの学生の社会科研修?の場になっている向きもあり、大混雑状態で、全て見るには1日かかっても難しいような感じですが。ま、いいことなんですけど。今年はどでしょう?。　一時、流行語大賞的なものには必ず環境や温暖化に関する言葉などが入っていたものですが、今年は見かけなかったような。ゲゲゲの～とかですよね、今年は。　ゲゲゲの経済!?とか、ゲゲゲの政治とか!?、何でも当てはまっちゃいそうなのが怖いですが。　環境のことに関してはすっかり一般常識化しているので、タワーの役割も変わってきていると思ったり。ただ、単に「エコ」っていう事ではもうなくなってきている気がしてはいるんですが…。

例えば、最近いろいろなところで耳にするのマイケル・サンデル教授のこの本のように、エシカル(道徳的とか、社会貢献的な意味)な事を考えてみるきっかけ!!にテーマを広げた方が、「今」の時代にあっているのか!?とか。

そもそも、NHK教育テレビで放送され話題になった『ハーバード白熱教室』は、サンデルの「政治哲学」講義を収録したテレビ番組。ハーヴァードの授業がメディアに公開されるのは初となるという意味でも画期的だったのですが、ハーバード大学史上最高の履修学生となったことでも有名。日本でも東京大学でこの｢白熱教室」が行われたり、難解なこの政治哲学書がベストセラー中だとか。

きっと、政治哲学的なものや、コミュニティの道徳観的なものが日本では空洞化しているということに、みんなが意識的に、もしくは無意識に気がつき始めて、何か危機感を持っているということでしょう。

なんかこの辺に、いいヒントがあるような気がするんですけど、いかがでしょう??。