トップ > 世界を変えるデザイン展
BOP(Base of the Pyramid)への取り組みをデザイン視点で紹介する展覧会が行われているのでご紹介。
BOPとは「所得別人口ピラミッドの底辺層」の事。とかくデザインという物は先進国や富裕層に向けられがちですが、実は世界の人口の70%はBOPだといわれております。ちなみに、日本の相対的貧困率は14.9%で、メキシコ18.4%、トルコ17.5%、アメリカ17.1%に次いで4番目。誰がこんな国にした!
このデザイン展では、発展途上国のライフスタイルを変えてきた力を持つデザインが約50点ほど紹介されています。よく、水道のないような途上国で水汲みをする子供の映像などを見たりしますが、力のない子供でも大量の水を運べるドラム缶を利用したような器材など、目からウロコのものもありました。
詳細は http://exhibition.bop-design.com/
ま、こういうのを人間の知恵っていうんでしょうね。音楽の様な気持ちを豊かにしてくれる物も大切ですが、本当に必要とされている事に対して、新しい発想で対応しているところがなんかもう感動的だったりします。
ちなみに、タワエコブログも2010年バージョンにデザイン変更いたしました…。
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