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アーティスト詳細

エルネー・ドホナーニ

プロフィール

1877年7月27日、ポジョニ(現ブラティスラヴァ)生まれのハンガリーの作曲家、ピアニスト、指揮者。1960年2月9日、ニューヨークにて没。指揮者クリストフは、孫にあたる。ハンガリー人としては、リストに次いで多方面に才能を発揮した音楽家であり、20世紀ハンガリーの音楽文化に多大な貢献をした。ブダペスト音楽院でトマーンにピアノを、ケスラーに作曲を学ぶ。1897年の卒業の翌年、ロンドンでピアニストとしてデビューし、一躍脚光を浴び、名声を確固たるものにした。1899年、自作のピアノ協奏曲でベーゼンドルファー賞を獲得し、作曲家としても高い評価を得る。その後、ハンガリー音楽界で要職に就き、変革と向上を目指して活動を続けたが、1939年以降ナチスの台頭で故国を離れざるを得なくなる。第2次大戦後アルゼンチンを経て、49年からアメリカ合衆国に居を定め、フロリダ州立大学で教鞭をとった。作品はセレナーデ作品10、ピアノ曲「4つの狂詩曲」などが有名で、ブラームスの古典的様式と、リストのダイナミズムを融合させたと言われている。指揮者としての功績は、バルトークの非凡な才能を見抜き、その作品を早い時期からとりあげた事が挙げられる。

2018/02/22 (2018/12/11更新) (CDジャーナル)

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