アーティスト詳細

茂山千作[五世]

プロフィール

1945年7月6日生まれ、京都府出身の大蔵流狂言師。本名は茂山正義(しげやま・まさよし)。江戸時代から続く狂言大蔵流の茂山千五郎の家系で、四世・茂山千作(茂山七五三=しげやま・しめ)の長男として誕生。49年の4歳の時に狂言「以呂波」のシテ(主役)にて初舞台を踏み、66年の20歳の時に一人前の狂言師への難関とされる大曲「釣狐」を初演。76年には弟の二世七五三らと花形狂言会を発足し、新しい観客の掘り起こしのほか、復曲や新作狂言に積極的に取り組む。欧米、東南アジアなど海外公演も多数参加。94年に十三世茂山千五郎、2016年に五世茂山千作を襲名。同年に旭日双光章受章。2019年9月21日に膵臓がんで死去。74歳没。

2019/09/26 (2019/09/26更新) (CDジャーナル)

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