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連載/コラム

〈アップアップガールズ(仮)1stライブハウスツアー アプガ第二章(仮)開戦前夜 直筆! 絵日記ライブ感想文(仮)〉――第1回

タグ : 女性アイドル

掲載: 2013年08月14日 17:00

構成/編集部 ライヴレポート/南波一海

 

 

ハロプロエッグの研修課程を修了した7名からなる、アップフロントプロモーション所属のアイドル・グループ、アップアップガールズ(仮)。この夏も怒涛の連続リリースや〈サマソニ〉などのロック・フェスを含む大型イヴェントへの出演で攻め続ける彼女たちが、初の単独ライヴハウス・ツアー〈アップアップガールズ(仮)1stライブハウスツアー アプガ第二章(仮)開戦前夜〉をスタートさせました!

そこで今回、長野在住の関根梓、高崎在住の新井愛瞳の凱旋公演を含む、全7か所にて行われる同ツアーの感想を、メンバーそれぞれが1公演ずつ夏休みの思い出絵日記のように綴っていく〈直筆! 絵日記ライブ感想文(仮)〉を短期集中連載! 今後、メンバー直筆の絵日記をアップしていきます。メンバー目線から見たリアルで、生々しく、熱く、可愛らしいレポートで、この夏にかけるメンバーの意気込みを感じていただきたい! まずはその前哨戦として、昨日8月13日にCLUB JUNK BOX NAGANOで行われた長野凱旋公演の模様を、ストリーミング配信メディア〈TOWER REVOLVE PROJECT(タワレボ)〉のレギュラー番組「南波一海のアイドル三十六房」でもお馴染みの音楽ライター・南波一海氏にレポートしていただきましたよ!

 

ライヴ・レポート

 

 

アップアップガールズ(仮)初めての単独ツアー初日は、長野のライヴハウス〈CLUB JUNK BOX NAGANO〉にて行われた。会場は長野駅近くのショッピングビルの最上階にある。箱のキャパシティは最大で400人とのことだが、300人も入ればぎゅうぎゅうになるだろう。今回、会場はかなり埋まっていたが、後ろの方には若干の余裕があり、息苦しさを感じるほどではなかった。

開演前のアナウンスはこの日の主役、長野出身の関根梓。関根の声が聞こえると、会場は一気に熱気を帯びる。そしていよいよアップアップガールズ(仮)の面々がステージに登場した。ツアー初日と言えど、この夏はイヴェント・ラッシュ。ツアー直前の8月10日には〈IDOL NATION 2013〉、11日には〈SUMMER SONIC 2013〉と連日で大きなフェスに参加してきたばかり。12日はこのツアーのリハにあてた。つまり、活動に一切の間断がないままツアーに突入しているのだ。疲れも当然あるだろうけど、テンションが持続しているためか、立ち姿には風格が漂っていた。

 

 

このツアーのセットリストはいくつかのブロックにわかれている。よく披露するおなじみの楽曲群のほかにも、本人たち言うところの「かわいい曲」が集まったパートも用意されている。最近のイヴェントではほとんどが攻め一辺倒だったが、テンションを少し落ち着けた曲を聴けるのは単独ライヴならでは。しかしながら、これらの曲はまだうまく本人たちにフィットしていないように思えた。ここがどう変化して、機能していくかは今後の楽しみのひとつになるだろう。

 

 

エンジンがフルでかかっていったのは後半の攻めのセットリストに入ったあたりから。この夏に繰り返し歌ってきた曲たちの切れ味はやはり抜群だったし、ライヴハウスならではの〈近さ〉が生み出す熱の高さもあり、観客の盛り上がりもピークを迎えた。そのさなか、森咲樹の喉が枯れてしまい、思うように声が出ない場面もあったが、それでもパフォーマンスには気迫がこもっていて心に響くものがあった。

 

 

MCは関根梓の地元話がぶっ飛んでいて面白い。地元で歌えることを素直に喜びつつ、「長野かいこうに住んでる人ー?(※長野近郊と言いたかった)」「のーんとしたワサビ(※すりおろしたワサビのことを指す)」といった言葉のチョイスで、およそ天然では片付けられない異次元世界を垣間見せてくれた。

90分の本編を走り抜けると、すぐさまアンコール。もちろんここは梓コール。関根のメンバーカラーであるオレンジのサイリウムで会場が埋め尽くされ、最前列では「おかえりなさい! 関根梓」という横断幕が掲げられた。メンバーは颯爽と登場し“サマービーム!”を披露。会場全体の合唱で初日の幕は閉じた。

 

 

終演後、森に喉は大丈夫かたずねると、「大丈夫です。今日はもうあんまり喋らないようにします」とだけ言った。彼女たちは体調がどんなに悪い時でも、そのことを積極的に語りたがらない。だから本当のところはわからない。万全ではないんだろうな、ということだけは感じる。古川小夏がふらりと楽屋から出てきたので、単刀直入に「キツいんじゃないの」と声をかけると、小声で「正直キツいと思うこともありますけど」と前置きをした上で、「でも、代官山UNITや横浜BLITZでもっと長いワンマンを経験しているから、1時間半くらいはそこまででもなかった」とも言ってのけた。これは本心だろう。今年は去年の夏以上に過酷なスケジュールだが、彼女たちは、つんのめるようにして青春を駆け抜けていくなかで、さらなる体力をつけていったのだ。昨夏の全国行脚後はメンバーの痩せ細った姿が確認できたが、今回はどうなるだろう。「頬がこけていくか、(地元の名物などの食べ過ぎで)丸っこくなっていくか見ていてくださいね」。新井愛瞳はいつものようなあっけらかんとした口調で語った。

短期間で同じグループのライヴに何度も足を運ぶ。このことを話すとびっくりする人もいる。自分だってそんなふうに思うことはあるけれど、今回の彼女たちのライヴハウス・ツアーは全部見て回りたい。ひとつ見逃したら、そこで面白いことが起きてしまうんじゃないかと思うほど、常にスリリングな魅力に満ちているからだ。このツアーは〈開戦前夜〉と謳ってるけれど、戦はとっくに開かれてるでしょ。平日のライヴだから気軽に全部は行くのは難しいかもしれないけれど、彼女たちが近くにやって来たらぜひ足を運んでみてください。

 

〈アップアップガールズ(仮)1stライブハウスツアー アプガ第二章(仮)開戦前夜〉
【~高崎凱旋~】
日時/会場:8月14日(水) 群馬・高崎club FLEEZ
開演:19:00
チケット代:全自由 3,500円(ドリンク代別)

【~熊谷決戦~】
日時/会場:8月15日(木) 埼玉・Heaven's Rock Kumagaya VJ-1
開演:19:00
チケット代:全自由 3,500円(ドリンク代別)

【~宇都宮決戦~】
日時/会場:8月16日(金) 栃木・Heaven's Rock Utsunomiya VJ-2
開演:19:00
チケット代:全自由 3,500円(ドリンク代別)

【~豊橋決戦~】
日時/会場:8月20日(火) 愛知・豊橋KNOT
開演:19:00
チケット代:全自由 3,500円(ドリンク代別)

【~神戸決戦~】
日時/会場:8月22日(木) 兵庫・神戸ウィンターランド
開演:19:00
チケット代:全自由 3,500円(ドリンク代別)

【~京都決戦~】
日時/会場:8月23日(金) 京都・KYOTO MUSE
開演:18:30
チケット代:全自由 3,500円(ドリンク代別)

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