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第53回――キャンディ・ステイトン

現在のキャンディを支えるもうひとつの評価軸

連載
IN THE SHADOW OF SOUL
公開
2011/07/06   00:00
ソース
bounce 333号 (2011年6月25日発行)
テキスト
文/出嶌孝次

 

ちょうど出たばかりのジョン・モラレス仕事集『The M+M Mixes Vol. 2』に“Young Hearts Run Free”が収録されているように、80年代以降のキャンディは(当人のゴスペル回帰とは裏腹に)ダンスフロアで愛されていく。その動きをさらに広げたのが“You Got The Love”の存在だ。

そもそもソースなるバンドがキャンディの声を用いて86年に発表した“You Got The Love”はブラコン調のファンクだった(小沢健二の某曲の元ネタでもある)。で、ジョン・トゥルーラヴなる男が、同曲とシカゴ・ハウス古典“Your Love”をマッシュアップしてソース名義(ややこしい)で出したブート盤が評判となり、91年の正規リリース後は全英4位を記録(97年にも再ヒット)。そんな人気曲の持ち主ゆえに、キャンディは現役の存在として、グルーヴ・アルマダやラスマス・フェイバー、メイヴィス(アシュレイ・ビードル)ら現行クリエイターからのラヴコールを受け続けているわけだ。

なお、件の“You Got The Love”は、リミックスのひとつがTV版「セックス・アンド・ザ・シティ」最終回のラストシーンに使われたことでまたまた脚光を浴び、それも関係してかフローレンス&ザ・マシーンやジョス・ストーンが近年カヴァーしている。違う意味でのソウル回帰か。



▼関連盤を紹介。
左から、M+Mワークスをまとめた編集盤『The M+M Mixes Vol. 2』(BBE)、キャンディの客演曲を収めたグルーヴ・アルマダの2007年作『Soundboy Rock』(Columbia UK)。右上から、ラスマス・フェイバーの最新ミックスCD『Love: Mixed 2』(ビクター)、メイヴィスの2010年作『Mavis』(!K7)、“You Got The Love”を収めたジョス・ストーンの2009年作『Colour Me Free!』(Virgin)

 

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