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フラワーカンパニーズ

フラカンの全オリジナル・アルバムをおさらい!――(1)

連載
360°
公開
2010/02/17   19:00
更新
2010/02/24   18:54
ソース
bounce 318号 (2010年2月25日発行)
テキスト
ディスクガイド/鬼頭隆生、宮本英夫

『フラカンのフェイクでいこう』 ソニー(1995)

いきなり濃厚なブルース・ロック“むきだしの赤い俺”“今池の女”で幕を開けるメジャー・デビュー作。後半はファンクなどを混ぜ込んだ軽快なロックンロールが続くが、時流を無視した音楽性の深さと圭介の強烈なヴォーカルは、軽く聴き流すことを許さない。*宮本

『フラカンのマイ・ブルー・ヘブン』 ソニー(1996)

サウンド的には前作の要素を発展させつつフォークやカントリーなども取り込み、ヘヴィーさとポップさのバランスが非常に良い。皮肉と風刺を駆使して人生を描く、ブルース的な歌詞の深みも増した。いまもライヴで感動の渦を巻き起こす“夢の列車”収録。*宮本

『恋をしましょう』 ソニー(1996)

ハード・ロッキンなラヴソングの表題曲やコンプレックスをネタにした“裸のブルース”、リビドーが暴発する“くるったバナナ”など、濃いキャラが出たEP。この後、鈴木とグレートマエカワがTV番組の司会を担当するなど、メンバーのキャラも人気を集める。初作との2in1でリイシュー。*鬼頭

『俺たちハタチ族』 ソニー(1996)

「オレたちひょうきん族」へのオマージュ的なタイトルの3作目。ユーモラスな表現も増え、“冬のにおい”“春色の道”などのポップな良曲揃い。やたら濃厚だった前2作と比べて聴きやすく、曲調の広がりにもバンドの成長を感じさせた。彼らの快進撃はここから始まったといえる。*鬼頭

『マンモスフラワー』 ソニー(1998)

前年に初の日比谷野音公演を成功させ、勢いに乗って畳み掛けたいわゆる勝負作。思い切りポップなシングル“ホップ ステップ ヤング”などを含み、アップテンポの聴きやすい楽曲が並ぶという意味でひとつの到達点だ。ライヴ感も十分で、ほぼ一発録りだという4人の演奏力の高さも見事。*宮本

『Prunes & Custard』 ソニー(1999)

前作の明るい弾けぶりから一転、キーボードやホーンを加えた緻密なアレンジが増え、ファンク・ロック色の濃い尖ったムードのナンバーが主流をなす。発表当時は難解と思われたが、〈苦労したぶんだけ思い入れは深い〉とグレートは語る。再評価されるべき一枚。*宮本

『怒りのBONGO』 ソニー(2000)

プロデューサーに下山淳を迎えて前作をさらに突き詰め、〈爆音と緊張感〉をキーワードに作り上げた激ロック・アルバム。賛否両論を巻き起こすも、鬼気迫る演奏のテンションの高さはいま聴いても衝撃的だ。当時のライヴで圭介は〈上半身裸になったり眉毛剃ったり〉していたそうな。*宮本

 

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