TRUS'ME
『Working Nights』 Fat City(2007)
カール・クレイグやカリズマ、DJ JINらの絶賛を浴びてジワジワ浸透していったファースト・アルバム。ファッジ・フィンガズら演奏陣のヴァイブを束ねたアフロ・ブロークン・ジャズが並び、指の黒いエディット術もデトロイティッシュな陶酔感を煽る。小洒落ているのに腹にたまるディーパー・ハウスの傑作だ。
VARIOUS ARTISTS
『Prime Numbers』 Prime Numbers(2009)
レーベル初のアルバム作品。リンクウッドやファッジ・フィンガズ、レジー・ドークスらのシングルを集めたコンピで、ドークスとピラーニャヘッドらデトロイト組によるナピヘッズのダブ・ハウス→レゲエな“Jah Bless”が極上すぎ! トラスミー自身の“Good God”と“W.A.R Dub”ももちろん絶品。
LINKWOOD
『System』 Prime Numbers(2009)
エディンバラでファイアクラッカーを運営し、2005年の“Miles Away”で知られるニック・ムーアのプロジェクト。このファースト・アルバムではコンフェクションやジェイムズ・パンツに通じるディスコ~ブギー~ブラコン色の濃い80'sムードが横溢。初期プリンスみたいです。ソウライヴとの共演で知られるレジー・ワッツ、ドールスカビートも登場!