ヴィンテージ・ソウルを紡ぐ若き匠たち
オークランドをベースに活動する新世代ソウル・バンドのデストゥルメンツが、最新オリジナル作とカヴァー・アルバムの2枚を引っ提げて日本上陸! ジミ・ヘンドリックスら名立たるアーティストの作品を支えてきた名ハモンド奏者のマイク・フィニガンを父に持つケリー・フィニガン(キーボード)が中心となり、これ以前にも2枚のアルバムをリリースしてきた彼ら。今回登場のオリジナル作『Shaped By The Sound』ではヴィンテージ感漂うエレピの響きを軸にしたレア・グルーヴ調のファンキーなインストが冴え渡り、時折魅せる美麗なファルセット、ディーン・パークスら超一流ミュージシャンとのセッションも聴き逃せない。一方のカヴァー盤『Bridge Through Time』は、ボビー・コールドウェル、ロイ・エアーズ、アジムスらによるサンプリングの定番曲をメロウかつグルーヴィーに仕上げたもの。共にフリー・ソウル~ヒップホップ世代以降の感覚で古き良きサウンドを見事に表現した必聴作となっている。今後の活躍にも期待!!
▼デストゥルメンツの作品。