オレスカバンドの日常に迫る連載! 今月は久々のワンマン・ツアーの様子を……のはずが、危険なドライヴ話に発展!?
2枚のミニ・アルバム〈What a Wonderful World〉を引っ提げ、日本各地でワンマン・ライヴを行っていたオレスカバンド。今回はいかす(ギター/ヴォーカル)にツアーの様子を訊いてみたよ。

──〈PUNKSPRING〉への出演やサム41の前座から間髪入れずに、今度はワンマン・ツアー! 疲れが溜まっているんじゃない?
「むしろ続いていたほうが調子は良いみたい。実際に疲れているのかどうかはわからんけど、夢中になってると疲れなんて感じないぜ!」
──昨年秋に東名阪を回ったワンマン・ツアーとの違いは何か感じた?
「前のツアーはとりあえずアメリカから帰国して、日本のみんなに自分たちの気持ちを伝えたい一心やったから、例えそれが一方通行でも満足してたんじゃないかな、と。いまは自分たちの気持ちを大事にしたうえで、お客さんの気持ちも大事にしてます」
──今回は全国を車で回ったんだよね? 移動中はどんな感じ?
「寝る、歌う、喋る、食べる、叫ぶ、こんな感じ。ちなみに私は助手席で寝る!」

──スタジオ入りの時など、いかすさんが運転手を務めることがボチボチあるみたいだけど、今回のツアーでも運転したの?
「私に高速道路を運転させる、それはすなわち死を意味しますからね……してないです」
──そういえばメンバーみんなで免許を取った時、もっとも苦戦したのがいかすさんだったんだよね?
「そうそう。免許取得の際に左の前輪が脱輪したことは一部で有名な話ですが、それがトラウマでいまでも左に寄れない。周りの車に迷惑をかけることは得意ですよ!」
──そんな自信満々に……。仕切り直して、最後に今回のツアーにまつわる珍エピソードを教えて!
「神戸でのライヴでリーダーが何の迷いもなく〈名古屋~!〉と叫んで失笑をかったこと。神戸のみんな、ごめんなさい」。
ワタシの旅出会い(旅で)盤
今月の出会い盤は、ジュニア・シニアの『D-D-Don't Stop The Beat』。これ、リズムが良いんです! メロディーにも歌詞にもリズムがあってそれがすごく気持ち良い! 最近サックスのもりことあてどないドライヴをしていて、気付けば岸和田に。暇なので近くに住むバンド仲間の家に無理矢理押しかけ、車に乗せて〈わ~い〉ってなってる時にその人がかけたCDがこれだったんです。そんなわけで、初めて聴いたのが車の中だったからか、いつも車で聴いています。
(たえさん)
PROFILE
オレスカバンド
大阪は堺で結成された20歳の女子6人組のスカ・ロック・バンド。最新ミニ・アルバム『What Wonderful World! vol.2』(TERRY DOLLER RECORD$)が好評リリース中。5月30日(土)には名古屋で行われるイヴェント〈SAKAE SP-RING 2009〉に、7月7日(火)にはNAGOYA CLUB QUATTRO の20周年記念イヴェントに出演する予定。その他の最新スケジュールは〈www.oreskaband.com〉でいますぐチェック!!