オレスカバンドの日常に迫る連載! 今月はアーティストの新たな一面を引き出すコラボの魅力について訊いてみたよ!!
DREAMS COME TRUEの最新シングル“GOODBYE MY SCHOOL DAYS”で、この曲のカヴァーを本人といっしょに披露しているほか、2月下旬にはスコット・マーフィとツアーを回るなど、最近何かとコラボっているオレスカバンド。今回はとみ(ベース/ヴォーカル)に、コラボの魅力を語ってもらったよ!

──ドリカムとはどんな経緯で共演することになったの?
「最初にドリカムさんからオファーをいただいたんです。夢なんじゃないかってくらいビックリしましたよ」
──アレンジする際に注意した点は?
「この曲は吉田美和さんが高校生の時に作ったものらしいんです。で、ぜひ女子中高生が卒業式で演奏できるようなアレンジにしたいと言われて。だから、そのあたりにこだわりましたね。完成した作品を聴いてニヤけちゃいましたよ! お二人も喜んでくれたみたいです!」
──一方、この号が出る頃には、スコットとのツアー中だね!
「オレスカバンドとしてライヴをやりつつ、スコットのバック・バンドとしてもステージに立つんです。かなりワクワクですね。彼がカヴァーしてる曲は日本人に馴染みのモノばっかり。こうやってスコットと演奏することで、新たな発見ができそう!」

──昨年の〈ワープト・ツアー〉でもたくさんのバンドと共演したり、デビュー当時はリコ・ロドリゲスともセッションしたり、これまでに数々のコラボを行ってきたわけだけど、ずばりバンドにとって〈コラボレーション〉とは何?
「実際コラボっておもしろくて、リスナーさんにとっても好きなバンドの新たな一面が発見できたり、コラボ相手に興味を持つきっかけになったり。それはバンドにとっても同じで、お互いの音楽に対する考えを知ることで、新たな発見が生まれるんですよね。ちなみに、リコさんに〈音楽は誰のものでもない。みんなのものだよ〉って言われた言葉がいまでも心に残ってます」。
ワタシの旅出会い(旅で)盤
今月の出会い盤は、コブラ・スターシップの『!Viva La Cobra!』。文句なしにカッコ良すぎるんです! ほんまに名盤やと思うんです!! あと歌詞がむちゃおもしろいんです!!! 深くて浅いんです(笑)!!!! 彼らとは〈ワープト・ツアー〉で友達になったんですけど、その時に観たライヴが凄く良くて、日本に戻ってきてから、即アルバムを買いに行きました。もう毎日って言っても良いぐらい、ほんまによく聴いてます。特にドライヴのお供に最高!
(サキ)
PROFILE
オレスカバンド
大阪は堺で結成された20歳の女子6人組のスカ・ロック・バンド。先頃リリースされたDREAMS COME TRUEのニュー・シングル“GOODBYE MY SCHOOL DAYS”(ユニバーサル)のカップリングに参加して話題を集めるなか、4月4日(土)に大阪・ZEPP OSAKA、5日に(日)に千葉・幕張メッセでそれぞれ開催される〈PUNKSPRING 09〉への参戦も決定。その他のニュースは〈www.oreskaband.com〉でいますぐチェック!!