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第4回 ─ 〈サマソニ〉予習編! 当日はどう動く? 観覧シミュレーションをふたたび!!

座談会で取り上げたアーティストの作品を紹介! 8月10日(日)出演組

連載
オレら の 夏 フェス 予習・復習帳 '08
公開
2008/07/31   18:00
更新
2008/08/08   13:08
テキスト
文/aokinoko、青木正之、池田謙司、石川貴教、岡本大輔、小林由果、柴田かずえ、平塚 望、村尾泰郎

#7 畠山美由紀 with ASA-CHANG & ブルーハッツ
『わたしのうた』
rhythm zone(2007)

日本屈指のディーヴァ、畠山美由紀が幼い頃からシビれながら聴いてきた楽曲を、ASA-CHANG率いる豪華絢爛なビッグバンド=ブルーハッツの演奏と共に紡いだ一枚。彼女のなかの東北魂が湧き立つ“津軽のふるさと”や、“小さな木の実”といった独特の〈寂しさ〉を持つ楽曲を、壮大かつパワフルなアレンジで華麗に聴かせてくれます。リリー・フランキーの歌声の甘さに驚かされるデュエット曲“Somethin' stupid”は必聴!(小林由果/bounce 2007年10月号掲載)

#8 MEG
『STEP』
ユニバーサル(2008)

前作同様に中田ヤスタカとタッグを組んだ新作は、全編煌めくような電子音の洪水だ。ベース唸りまくりのフロア・チューン“MAKE LOVE”、英詞ヴォーカルでカイリー・ミノーグを思わせるセクシーさがある“SUPERSONIC”などダンサブルな彼女ももちろんイイけど、その一方でシンプルなバンド・アレンジが光った“NATALIE”で見せる優しいムードにも胸キュン。愛らしさに艶がプラスされた小悪魔なMEGが詰まっている!(aokinoko/bounce 2008年07月号掲載) 

#9 THE TING TINGS
『We Started Nothing』
Columbia/ソニー(2008)

なんてったって名前がティン・ティンズである。思わず連呼したくなるじゃないか! 中国語で〈聴〉という言葉をバンド名に持つマンチェスター出身の男女2人組ユニットが、ただいまロック・シーンの枠を飛び越え、巨大な〈ティン・ティン・グルーヴ〉で世界中を呑み込まんとしている。ブロンディのいかがわしさとシミアン・モバイル・ディスコのヒップさをミックスしたかのような中毒性の高いサウンドは、一度ハマると抜け出せない厄介なシロモノだ。それに対処する唯一の方法は、いっしょにダンスしちゃうこと! クールでキュートなエレポップ・パーティー・チューンに身を委ねれば、ホラ! アナタのテンションも一気に頂点へと到達するはず。とりあえず大きな声で叫んでみよう、ティン・ティンズ~!!(柴田かずえ/bounce 2008年07月号掲載) 

#10 VAMPIRE WEEKEND
『Vampire Weekend』
XL/Beggars Japan(2008)

ヴァン・ダイク・パークスを聴いて育った吸血鬼たちが、週末ごとにゾロゾロ集まって刺激的で気持ち良い音をプレイしている! そんな雰囲気を持った、いま NYで話題沸騰中の4人組によるデビュー作だ。キャッチーなシンセ・フレーズやアフロビートをふんだんに採り入れたリズムは、聴くだけでハッピーになれる底抜けの明るさに満ちている。ヘンテコだけどどこか懐かしい新感覚のポップスに、思わず身体が揺れる!(柴田かずえ/bounce 2008年03月号掲載)

#11 JUSTICE
『†』
Ed Banger/Because/Warner Bros./ワーナー(2007)

フレンチ・エレクトロ・シーンのキーパーソン、ペドロ・ウィンターが出会って一週間で契約を決断したという逸材! 待望の初フル・アルバムは、期待どおりのジャスティスらしさが溢れる作品に仕上がっている。グッとくるロマンティックなメロディーや宇宙の果てまで飛ばされそうなスペイシーな感覚、得意のカットアップやエディットで楽曲をとてつもなくファンキーに輝かせるアレンジ力……その才能が惜しみなく注がれた力作!(青木正之/bounce 2007年06月号掲載)

#12 DEVO
『Live 1980』
Target Video/ナウオンメディア(2005)

2003年の〈サマソニ〉で奇跡の再来日を果たしたディーヴォ。彼らが最高にディーヴォだった80年のライヴ映像がこれ! 名作〈欲望心理学〉を発表した直後でもあり、パンキッシュなフォーメーションで繰り出す名曲の数々は悶絶モノ。さらにはウンコ帽を筆頭に、衣装替えも出し惜しみナシの大盤振る舞い。特典映像はディーヴォのコピー・バンド=〈Dove〉としてのライヴで、この力の抜け具合がもう最高です。(村尾泰郎/bounce 2005年09月号掲載)

#13 ALICIA KEYS
『As I Am』
J/BMG JAPAN(2007)

彼女の歌は世界を揺らす。彼女のソウルが震動すると世界中がロックする。今度のはスゴいっすよ。いままでも最高だったけど、〈まだ底を見せていない〉とも感じてました。そしてついに窓は大きく開け放たれたのか。ジョン・レノンも、カーティス・メイフィールドもボブ・マーリーも、きっとローラ・ニーロだってエールを送っていることだろう。そんな作品を初めて聴きました。“Let It Be”?“No Woman No Cry”的な展開を力技でやっつけた“No One”を挿んだ圧倒的な前半。“Like You'll Never See Me Again”のただただ息を呑む美しさ。ああ、なのに“Things About Love”(歌詞の素晴らしさに言葉を失くす)から先の後半はさらに圧倒的。全編を平常心で聴くことは無理。あなたのソウルも震えるはずだ。(石川貴教/bounce 2007年12月号掲載)

#14 SPIRITUALIZED
『Songs In A&E』
Spaceman/Co-op/HOSTESS(2008)

病気を乗り越えたスピリチュアライズドことジェイソン・ピアースの5年ぶりとなる新作は、イントロの女性コーラス隊が紡ぐ荘厳な雰囲気も手伝って、完全復活と呼ぶに相応しい仕上がり。息遣いまで聴こえてきそうな本作には、これまでになかった瑞々しい生命力が宿っている。ストリングスのハーモニーやギター・ノイズが奏でる美しい音色、そしてノスタルジックなヴォーカルが、ただひたすら心地良く耳を撫でる一枚だ。(平塚 望/bounce 2008年07月号掲載)

#15 FATBOY SLIM
『The Greatest Hits Remixed』
Skint/Epic/ソニー(2007)

アゲアゲ番長ことファットボーイ・スリムが、昨年のベスト盤に続いて2枚組のリミックス集を発表。ケミカル・ブラザーズやダレン・エマーソン、ジャスティスをはじめ、シーンの重要人物がズラリとリミキサーに名を連ねていて、フロアではこちらのヴァージョンをよく聴いたという方も多いのでは? そういう意味では〈裏ベスト〉というよりも〈表ベスト第2弾〉な感じかも。M-1で使用されているアノ曲もボーナス収録。(池田謙司/bounce 2007年10月号掲載)

#16 CAFE TACVBA
『Si No』
Universal Latino(2007)

変態ミクスチャー系から美旋律系ロック・バンドへ変身!? ラテン・グラミーを受賞した前作から4年ぶりとなる新作は、胸を鷲掴みにする美メロが横溢した素晴らしい仕上がりだ。往年のUKギター・ポップ的なキラキラ感やマルーン5も真っ青の爽快サウンドに気分はすっかりドリーミー。とはいえ、突如登場するドス黒いファンクや、チープなリズム・ボックスなど随所に毒も盛ってあって。やっぱコイツらには要注意だな。(岡本大輔/bounce 2007年12月号掲載)