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第267回 ─ SOUTH YAAD MUZIK

連載
NEW OPUSコラム
公開
2007/12/27   23:00
ソース
『bounce』 294号(2007/12/25)
テキスト
文/カシワサン

関西屈指のサウンド・クルー、BURN DOWNのレーベルから第1弾コンピが登場!

 BOOGIE MANやNG HEADなどを生んだ日本有数のレゲエ・タウン、大阪は泉州。ここで腕を磨いてきた男ども、BURN DOWNが立ち上げた自主レーベル=SOUTH YAAD MUZIKから、その第1弾となるコンピ〈SOUTH YAAD MUZIK COMPILATION〉が2枚同時に到着した! 本作はどちらもミックスCDなどですでに話題となっていたオリジナル・リディムで構成され、〈VOL.1〉での勇敢な行進トラック〈Rolling〉と穏やかな休日を連想させる〈Holiday〉はどちらもクリストファー・バーチが制作。〈VOL.2〉ではドノヴァン“ヴェンデッタ”ベネットが手掛けたアゲ曲〈Burning〉とスティーヴン・マクレガーによるじんわり心に沁みる〈Home Town〉、といずれもジョグリン/ミディアム両極のトラックが味わえる贅沢な内容だ。先述のヴェテラン2人やCHEHON、NATURAL WEAPONら若い勢力、ヒップホップ界からSHINGO☆西成など、ヴァラエティーに富んだ陣容にも感服! とはいえ現場でこそ彼らの鍛え抜かれた力が発揮されることは言わずもがな。まずはこれで予習、それからダンスへ急げ!
▼文中に登場したコンピを紹介。