オレスカバンドの日常に迫る連載! 今月は、サントラのレコーディング&LAでの生活について訊いてみましたよ!!

映画の都・ハリウッドにて、自身が主演&音楽を担当する映画のサントラ制作をしているオレスカバンド。今回は、そのレコーディングが終了したばかりのとみ(ベース)&もりこ(サックス)に、渡米(翔べぇ~い)生活について訊いてみました。
――レコーディングはどうだった?
もりこ「いろんなレコーディングの仕方があったりして楽しかったです。例えば、まずドラムのノリを良くするために最初はみんなで演奏するんですね。そうすると、クリックだけで録るのとは全然違うっていうのがホンマにわかりましたね」
――アヴリル・ラヴィーン・バンドのエヴァン・デヴィッド・トーベンフェルドも参加したんだよね?
とみ「彼はおもしろいんですよね、マジで。24歳なんだけど、そうとは思えないくらい自分に自信があって、自分のやっていることが好きで好きでしゃあないんですよね。でも、喋り方とか普段はめっちゃ子供っぽいんですよ、ウチらと同じくらいな感じで。凄い褒めてくれたり、良くないところは〈こうしたらもっと良くなる〉ってハッキリ言ってくれたりするから凄いわかりやすかった。ウチらとやる意味というか、〈この曲はこういう曲なんだ〉ってウチらに熱く語ってくれたりして」

――バンド以外の人との共同作業は初めてだよね?
とみ「最初は他の人が入ってくることだけで凄く拒絶感があったんですけど、実際は客観的に自分らの曲を見てくれるのは凄い良いことやなと思った。普段気付かないような部分にも、〈こういうところを変えていったらこうなるんや〉って具体的なことがわかったりして」
もりこ「自分たちのアイデアではないものを採り入れてやるってことに最初凄い違和感があったんですけど、〈自分はもっとこうしたい〉と伝えるのが大事なんやって。普段の会話とか話し合いでも、自分の意見になりっぱなしになってないかなって思うこともあったから、訊くことも大事やなって思ったし」
――オフは何をしてたの?
とみ「買い物をしてました、主に食材を。自炊なんですよ。こっちは野菜が全部デカい、きゅうりとかトマトとか、ホンマにデカいんですよ。一人暮らしみたいなものなんで、親のありがたみが凄くわかった」
もりこ「買い物は洋服を見に行ったんですけど、こっちのは妙に締まっているというか、ストーンとなったものがあまりなかったりして。色は豊富でもデザインが少ないから日本のほうが良いなあって」

――次は撮影に入るの?
もりこ「明後日にユタに行くんですけど、一か月くらいいるのかな? LAとはまた違う環境になるんですよ。全然想像も付かないことなので、あえて想像もしていないです(笑)」
PROFILE
オレスカバンド
大阪は堺で結成された女子6人組のスカ・ロック・バンド。全米デビュー・アルバム『ORESKABAND』(TERRY DOLLAR RECORD$)を引っ提げて世界最大のパンク・フェス〈ワープト・ツアー〉に参加後、間髪入れずに始まった、自身が主演&音楽を担当する全世界公開予定映画のサントラ・レコーディング(@LA)も無事終了。これまたすぐに、映画の撮影に突入した模様です。最新スケジュールは〈www.oreskaband.com〉でチェック!