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第2回 ─ RYUKYUDISKOインタビュー

連載
bounce.com 5th Anniversary
公開
2006/12/19   12:00
更新
2006/12/19   18:44
テキスト
文/bounce.com編集部

bounce.comは2006年12月で5周年を迎えました! その記念企画として、年末年始の4週間、スペシャル・コンテンツを連日更新していきます。第1週はインディーズ特集として、2006年に活躍したインディーズ系アーティスト5組のインタビューを掲載! 12月18日より22日まで毎日1組づつ紹介いたします。2日目となる本日お迎えするのはRYUKYUDISKOのお二人。春はDJツアー、夏はロックフェスと全国津々浦々を駆け巡り、独自のウチナー・テクノでオーディエンスを熱狂させ続けてきた彼らに、この1年を振り返っていただきました。

――2006年をざっくりと振り返ってみて、印象深かったことはなんですか?

RKD1 7月にアルバム(『PEEKAN』)を出せたことが嬉しかったですね。今までずっと夏にリリースしたいと思ってきたんです。単純に夏フェスに出たいので、直前にリリースして〈出演させてください!〉みたいな(笑)。

――結果的に、主要な夏フェスはほぼ制覇しましたね。

RKD2 去年はもっとたくさん出たんですけどね。そのおかげでライヴのコツがつかめた。今年は余裕を持って楽しくできました。

RKD1 もともとテクノばかり追ってたんで〈ロックフェス〉っていうものが見えてなかったんですよ。でも去年の経験を踏まえることで、お客さんのつかみ方がわかってきたんです。クラブとは違う盛り上げ方を学んだというか。それは新しい発見でしたね。

――その一方で、主宰されてるパーティー〈PITCHWORK〉の全国ツアーもありました。

RKD2 全国をまわってみて、各地でテクノ人口が増えてるのを実感できたのがよかったですね。いい意味で力を抜いてできるんで、やっぱりDJは楽しいです。〈PITCHWORK〉は沖縄でほぼ毎月開催してるんですけど、自分たちが楽しめる大切なパーティーですね。新しいライヴ・セットができたら、まず〈PITCHWORK〉で試してみるんです。

――やはり、活動の拠点になるのは沖縄ですか?

RKD1 そうですね。生まれ育った場所だし、友達もたくさんいますからね。基本的に、平日は沖縄で曲を作ってるんです。で、週末は東京とかに来てDJやったりライヴしたり。それがいい気分転換になって、上手くまわってる感じです。

――無理なくライフスタイルに合った創作活動ができてると。

RKD1 好きな音楽をやってるし、楽しいですよ(笑)。起きたい時に起きれるっていうのがいいですよね。目覚ましがいらない生活。

――それはうらやましい……(笑)。アルバム『PEEKAN』には、その充実した感じがすごく表れてますよね。タイトルといいジャケットといい、突き抜け方がすごい。楽曲も開放感にあふれていて。

RKD1 どうせやるなら思いっきりやろうっていう(笑)。色んなタイプの人に聴いて欲しいとは考えてましたけど、気がついたら明るい曲ばっかりできてたんです。

RKD2 意識したのは自分たちだけで作ること。前作は他のアーティストの方に参加してもらったので、今回は二人だけでどれだけできるのかに挑戦しました。

――ブログを読ませてもらうと、また新しい楽曲が日々生まれてきているみたいですね。

RKD1 来年の春にまた新しい音源を出すつもりなんですよ。なので、それに向けて動いてます。『PEEKAN』は二人だけで作ったけど、次はどうなるか、という感じですね。とりあえず楽しみにしていてください!

▼RYUKYUDISKOのスケジュール
【LIVE】
2006年12月30日(土)COUNTDOWN JAPAN 06/07 千葉・幕張メッセ国際展示場
【DJ】
2006年12月23日(土)SPARK STAR X'mas DISKO NIGHT!! 大阪・TRIANGLE
2006年12月31日(日)ageHa COUNTDOWN 2006-2007 東京・ageHa

▼RYUKYUDISKOのこれまでの作品を紹介