黒いルーツを辿ったドープな初ソロ弾!!

〈初めてだったのか……〉って、みんなびっくりですよね! ケニー“ドープ”ゴンザレス、初のソロ・アルバムです!! 知らない人は少ないと思いますが一応ほんのちょこっとだけ説明しとくと、ヒップホップのトラックメイカーとして数々のド級クラシックを生み出し、マスターズ・アット・ワークとしてルイ・ヴェガと共にハウスの一時代を築き、掘り師としてもディープ・ファンク大将のケブ・ダージと共同でケイ・ディーを運営したり、すげえ仕事量を誇る偉人中の偉人なのですよ、この人は。で、肝心のアルバム『Black Roots』はというと、ビート職人らしく何度聴いても飽きのこない魔法のトラックを軸に、アフロやサルサ、ブラジル音楽、レゲエなどのルーツ・ミュージックを混ぜ込んだ黒い仕上がり。日本盤には本人によるミックスCDまでオマケでついてくるし、これは完全不滅の永久仕様でしょう!!