太田:マイ・ブームは?
沖野:そうですね、なくなってきますよね、年々。太田さんは?
太田:アニメですね。
古閑:俺は前からラーメンが好きだな。
太田:最近はどこのですか?
古閑:クアトロの隣の〈博多天神〉が昔から好きですね。替え玉がタダになるし(笑)。
太田:それ古閑さんだからじゃないの!?
古閑:違いますよ! あそこは結構行きますよね。ツアーとか行ったら各地のラーメンですね。スクービードゥーじゃないけど(笑)。
太田:あはは、モビー(ドラム)だ。
古閑:彼等はラーメン・マニアですからね。
太田:ぼくは渋谷の〈×××〉ですね。まずうま。でもお客さんいますからね。
古閑:ジャンクな感じがいい?
太田:ソフト麺みたいだからね(笑)。
古閑:あそこもつぶれないですよね~。
太田:だから好きな人がいるんですよ。あと吉祥寺の〈ホープ軒〉が好きですね。
古閑:ああ~、東京豚骨の元祖、って感じがしますね。このちかく(渋谷区桜丘付近)にある〈黒門〉もよく行きますね。俺、熊本出身なんで。
沖野:熊本ラーメンって博多とどうちがうの?
古閑:熊本ラーメンのがこってりしてる。
沖野:(笑)もっと??
古閑:俺の顔見ればわかるでしょ。
沖野:わかるけど。
太田:(笑)店入るとどうなの?
古閑:豚骨の香りが大変なことになってますね(笑)。にんにくを焦した油と、麺は博多のが細いな。
沖野:ふーん。
ラーメンの話に花を咲かせていますが、90年代初頭、イギリス全土を席巻したマッドチェスター・ムーブメントに呼応するかのごとく結成され人気を博したVENUS PETER。その早すぎた存在が今に戻ってきました!
古閑:太田さん、太らないですね。
太田:そうだね。でもラーメン好きなわりに細いですね?
古閑:ダイエッターなんで(笑)。
太田:ロッカーは太ったらダメだよね。
古閑:沖野はあんまりダイエットとかがんばってないよね。
沖野:がんばってるよ! 腕立てと腹筋だけは欠かさないですよ。最近(笑)。歌うのって結構キツイんですよね。ミック・ジャガーとか見てすごいなと思って。全然息が切れてないし。
太田:今回、しばらくぶりの再結成だとそこをチェックされますからね。沖野さんの動き(笑)。
古閑:ライヴでは20曲くらいはやりたいからなー。
太田:それくらいは見たいですよ。今回の再結成は1年間の限定なんだし。
古閑:はい。頑張って練習してます(笑)。
沖野:メンバーともほとんど会ってなかったからね。
古閑:でも今回はよりメンバーの役割分担みたいなものもできてるし。当時はただがむしゃらだったように思いますね。
太田:結局どれくらいの活動期間だったの?
古閑:3年?
沖野:4年はやってないくらいだよね。
古閑:ギターの石田くんも言うんですけど、3年の活動で知り合いも少なかったし(笑)、何か影響は残せたと思うんですけど、後に続くバンドもいなかったような気がしますね。3年って短かったですよ。
沖野:そうだったね。
2006年にそのサウンド・マジックはよみがえります。作品、そしてライヴで。