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第27回 ─ ゲスト:VENUS PETER

第27回 ─ ゲスト:VENUS PETER(2)

連載
月刊太田・ダンディ食堂 
公開
2006/08/30   13:00
更新
2006/08/31   21:17
テキスト
文/羽切 学


太田:マイ・ブームは?

沖野:そうですね、なくなってきますよね、年々。太田さんは?

太田:アニメですね。

古閑:俺は前からラーメンが好きだな。

太田:最近はどこのですか?

古閑:クアトロの隣の〈博多天神〉が昔から好きですね。替え玉がタダになるし(笑)。

太田:それ古閑さんだからじゃないの!?

古閑:違いますよ! あそこは結構行きますよね。ツアーとか行ったら各地のラーメンですね。スクービードゥーじゃないけど(笑)。

太田:あはは、モビー(ドラム)だ。

古閑:彼等はラーメン・マニアですからね。

太田:ぼくは渋谷の〈×××〉ですね。まずうま。でもお客さんいますからね。

古閑:ジャンクな感じがいい?

太田:ソフト麺みたいだからね(笑)。

古閑:あそこもつぶれないですよね~。

太田:だから好きな人がいるんですよ。あと吉祥寺の〈ホープ軒〉が好きですね。

古閑:ああ~、東京豚骨の元祖、って感じがしますね。このちかく(渋谷区桜丘付近)にある〈黒門〉もよく行きますね。俺、熊本出身なんで。

沖野:熊本ラーメンって博多とどうちがうの?

古閑:熊本ラーメンのがこってりしてる。

沖野:(笑)もっと??

古閑:俺の顔見ればわかるでしょ。

沖野:わかるけど。

太田:(笑)店入るとどうなの?

古閑:豚骨の香りが大変なことになってますね(笑)。にんにくを焦した油と、麺は博多のが細いな。

沖野:ふーん。

ラーメンの話に花を咲かせていますが、90年代初頭、イギリス全土を席巻したマッドチェスター・ムーブメントに呼応するかのごとく結成され人気を博したVENUS PETER。その早すぎた存在が今に戻ってきました!

古閑:太田さん、太らないですね。

太田:そうだね。でもラーメン好きなわりに細いですね?

古閑:ダイエッターなんで(笑)。

太田:ロッカーは太ったらダメだよね。

古閑:沖野はあんまりダイエットとかがんばってないよね。

沖野:がんばってるよ! 腕立てと腹筋だけは欠かさないですよ。最近(笑)。歌うのって結構キツイんですよね。ミック・ジャガーとか見てすごいなと思って。全然息が切れてないし。

太田:今回、しばらくぶりの再結成だとそこをチェックされますからね。沖野さんの動き(笑)。

古閑:ライヴでは20曲くらいはやりたいからなー。

太田:それくらいは見たいですよ。今回の再結成は1年間の限定なんだし。

古閑:はい。頑張って練習してます(笑)。

沖野:メンバーともほとんど会ってなかったからね。

古閑:でも今回はよりメンバーの役割分担みたいなものもできてるし。当時はただがむしゃらだったように思いますね。

太田:結局どれくらいの活動期間だったの?

古閑:3年?

沖野:4年はやってないくらいだよね。

古閑:ギターの石田くんも言うんですけど、3年の活動で知り合いも少なかったし(笑)、何か影響は残せたと思うんですけど、後に続くバンドもいなかったような気がしますね。3年って短かったですよ。

沖野:そうだったね。

2006年にそのサウンド・マジックはよみがえります。作品、そしてライヴで。

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